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【ERTL 1/18】「ワイルドスピードx2」 日産 スカイラインGT-R [その他メーカー]

Model
2001 Nissan Skyline in "2 Fast 2 Furious"

Model No.
ITEM 33447
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検索エンジンから当ブログにお越し頂く方のほとんどが、実はミニカーではなく実車に関するキーワードからのアクセスだったりします。実車とミニカー、双方の観点から”GT-R”に注目して戴けるのは、なんとも嬉しいかぎり。実車についても時間をかけて調べた甲斐があります。

ところでそのキーワードの中でも、毎日コンスタントにアクセスのある検索ワードに「ワイルドスピード[映画]」(原題「The Fast and The Furious」)があります。2001年に公開された大ヒットカーアクション映画で、続編も製作され、2011年にはシリーズ第5弾「ワイルドスピード MEGA MAX」が公開されます。

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もはやこの映画の解説は不要でしょう。一言で言うなら、「日本車を中心としたクールなチューニングマシンとセクシーな美女がたくさん登場する映画」とでも言っておきましょう。

日本車のチューニングマシンは、世界中のスピード好きな若者達の間でカリスマ的な人気を誇ります。普通の若者にフェラーリやポルシェは買えないけど、それに比べれば安価で、ちょっと手を加えればとてつもない高性能を発揮する日本車はたまらなく魅力的に映っているはずです。

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今回ご紹介するGT-Rは、現在でも高い人気を誇るシリーズ第2弾「ワイルドスピードx2」(原題「2 Fast 2 Furious」)の劇中車、主人公のブライアン・オコナーがストリートレースで駆っていたスカイラインGT-Rです。

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<STORY>
かつてロス市警の潜入捜査官であったブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)は、強盗団リーダーのドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)を故意に逃がし、自らも逃亡したとして失職していた(前作Part.1 エピソード)。
彼はマイアミに身を隠しながら、スカイラインGT-Rを駆るストリートレーサーとして賞金を荒稼ぎしていた。ある夜、マイアミ市警がストリートレーサー摘発のために出動、パトカーを撒こうと逃走するブライアンだったが、警察の新兵器「ジャマー」を撃ち込まれ車は機能停止、コントロールを失いフロントを大破してしまう。
警察側(厳密にはFBI)は、これまでの罪を帳消しにする代わり貿易会社への潜入捜査を要請、ブライアンは幼なじみのローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)とともに、捜査に乗り出すのであった…

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つまり、物語の序盤でGT-Rは大破、出番は終わっちゃうんです。その後、潜入捜査中のブライアンは「ランサー・エヴォリューションⅦ」に、ローマンは「エクリプス・スパイダー」に搭乗します。
…2台とも偶然[exclamation&question]に三菱車。なにやら”大人の事情”が見え隠れしてそうですが、ここはクルマの話に集中しましょう。

ある意味、配役は”脇役車”だった訳ですが、この映画で最も存在感をアピールしたクルマなのは間違いないでしょう。「ワイルドスピードx2」といえば…というか、シリーズ全体を通してみても、この”シルバーの34GT-R”の印象がかなり強いのではないでしょうか。

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本編ではカットされていますが、指名手配中のブライアンがマイアミに流れ着くまでの経緯が描かれた序章映像を見ると、もともとのブライアンの愛車は真紅の三菱GTO(海外名:MITSUBISHI 3000GT)であったこと(またも三菱車[exclamation]、ついでに逃亡中にヒッチハイクした車も三菱のエクリプス)、逃亡の途中で中古のGT-Rに乗り替え、シルバーへのカラーリング変更やチューニングを施していった経緯が伺えます。

ちなみに、某Wikiに記載のあった「初登場時は純正限定色のミレニアムジェイド」は間違い。あの色は純正設定に無いオリジナルカラーです。後述しますが、ベースとなっているGT-RはR34前期モデルですから、後期モデル末期の最終仕様車であったNür専用カラーのミレニアムジェイドであるはずがありません。
作品の公開が2003年、その前年に撮影されたとして、この時Nürはギリギリ登場していますから、”わざわざ”ジェイドに再塗装したと考えることもできますが、実車の色味をご存知の方からすればその違いは一目瞭然でしょう。

(ブライアンが中古屋で初見した状態。エアロ装着済みで34GT-R純正ホイール。どう見てもジェイドじゃないです)
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(ボディーカラーとホイール変更直後。当初はGTウイングも無く大人しい仕様)
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C-west製エアロパーツにブルーを主体としたバイナルグラフィックス(簡単に言えばカッティングシートの貼り付け)、ブルーのネオン管を配した典型的なスポコンスタイルのエクステリア。足回りは、極限まで贅肉をそぎ落としたHRE社製の鍛造3ピースアルミホイール「HRE 446」(19inch)に、スポコン専用タイヤとしてのステータスを確立したトーヨータイヤ製「PROXES T1-S」(サイズは前後とも 275/30ZR-19)をマッチング。

(撮影用に複数台製作されたようです)
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内装にもブルーをアクセント。sparco社製のセミバケットシートにステアリング、助手席取っ払いでNX社製ナイトラス・オキサイド・システム多連装、メーター類の追加以外、至ってノーマル然としてるでしょうか。
走行シーンで何度も目にする2DINスペースのナビモニターですが、実際はまったく普通の車載モニターで劇中のようなクールで格好良い表示機能は有していないと思っています。表示内容はあくまで映画上の演出であり、格好良くデザインされたアニメーションを映しているだけ(あるいは合成)で、走行中の実車情報を本当にモニタリングしているとは思えません。BNR34に元々装備されているMFD(マルチファンクション・ディスプレイ)からの車両情報吸い出しも難しいと考えます。

GT-Rの特徴でもある4WDシステム(アテーサE-TS)も装着されたままのようですが、劇中にて一瞬映るメーターパネルでは「4WD」警告灯が点きっぱなし。アテーサを強制的にキャンセルしてる可能性(FR化)ありですが…何とも言えません。エンジンの仕様は色々調べてみても分かりませんでした。(←判明次第、追記します)

(劇中シーンを見る限りベース車両は34GT-R前期標準車。ウインカーの色、メーターパネルやペダル類から推察できます)
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(当時¥37,000だった純正オプションのGT-R専用フロアカーペットも敷いてありますね)
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以前に「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズにてご紹介したトミーカイラが製作を担当し、製作費は2000万くらいではないかと言われています。

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【追記】 (Dec. 2011)
「Modified Magazine」誌の記事より、いくつか詳細が判明しました。以下、スペックになります。

"2 Fast 2 Furious" Brian O'conner 1999 Nissan Skyline GT-R R34
Engine
Engine Code: RB26DETT
Type : In-line six, iron block, aluminum head, twin turbocharged and intercooled
Internal Modifications: None
External Modifications: K&N Ram Air system, HKS Titanium Exhaust, Turbonetics Intercooler
Engine Management Mods: None

Drivetrain
Layout: Front engine, all-wheel drive
Drivetrain Modifications: Front driveshaft removed, Super HICAS disabled

Suspension
Front: JIC Magic shocks, Goldline springs
Rear : JIC Magic shocks, Goldline springs

Brakes
Front: Stop Tech brakes
Rear : Stop Tech brakes

Exterior
Wheels: HRE 446
Tires: Toyo PROXES T1-S 275/30ZR-19 (F/R)

Performance Acceleration
Quarter Mile Time: 14.1 sec.
Quarter Mile Speed: 101.0 mph
0-30 mph: 2.6 sec.
0-60 mph: 6.0 sec.
30-50 mph: 2.1 sec.
50-70 mph: 2.9 sec.

Handling
Lateral Grip (200-ft skidpad): 0.91 g

Braking
60-0 stopping distance: 127 ft.

Interior
Driver's seat: Sparco Milano
Additional gauges: HKS products
Others: Sparco harnesses, MOMO steering wheel, Clarion head unit with LCD TV screen, JBL amp, Infinity speakers


エンジン内部は何も手を加えてないとありますが、本当でしょうか。。
エンジンマネジメントの”モディファイ無し”は、純正と同じエアフローメーター(Lジェトロ)制御を意味してるんですかね。さすがに純正ECUで制御してるって意味ではないでしょうし…
HKS製チタンマフラーを装着しているようです。チタン製は現在絶版なんじゃないかな?
ステアリングはMOMO製。上述の写真ではスポーク中央部に「sparco」のロゴが見えたのですが…検証ミスでした。「スパルコってシートのメーカーだよなぁ…ステアリングなんて出してたっけ!?」と疑問の念はあったのですが、単なるデコレーションだったみたいです。
ブレーキ含め、足回りは完全に”あちら”製で組んでるようでした。

記事を見るとLCDモニター部ヘッドユニットはクラリオン製だそうです…が、劇中シーンを見るとモニター下に「Panasonic」の文字が。。モニターだけのどアップ映像なんで本当に車載されてる物か怪しいところです。そして明らかに上述のコクピット写真で確認できるモニターとは外観デザインが異なっているのが分かります。
おそらく実車搭載品は情報どおりクラリオン製で、それとは別のモニター(Panasonicの方)にカッコイイ表示内容だけを映して撮影・本編映像に差し替えていると推測しています。ちなみにJBL製のアンプやInfinityのスピーカーは実際に駆動するそうですよ。

(実際にクルマとは繋がっていない、演出用のモニターじゃないかと推測しています)
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また上記スペック表にはありませんが、本文中には「The Skyline has 505 hp on tap and a hoarking 444 lb-ft of torque. 」との記載がありました。馴染みのある表記に換算しますと、

最高出力:505[hp] ⇒ 馬力換算で512[ps] (※1hp≒1.014psにて計算)
最大トルク:444[lb-ft] ⇒ 61.4[kgm] (※1lb-ft≒0.1383kgmにて計算)

という感じです。数値としては妥当なラインでしょうか。ちなみに、

☆BNR34ストック状態でのエンジンスペック
最高出力:280[ps]/6800rpm、最大トルク:40.0[kgm]/4400rpm

☆R35GT-R(2010y)ストック状態でのエンジンスペック
最高出力:530[ps]/6400rpm、最大トルク:62.5[kgm]/3200-6000rpm

ですから、R35GT-R並みのパワーが出ていたことになります。

また、「彼ら(映画スタッフ)としては、BNR34の高機能でスタビリティーの高い4駆システムに興味は無く、演出上での派手なテールスライドを求めてトラクションをリヤに集中させるために、フロントのドライブシャフトを切除しハイキャス(日産の4輪操舵システム)を無効にした」との記載がありました。すなわち、ハイキャスやアテーサ4WDシステムの機能は生かしたまま、前輪への駆動力伝達を強制的に遮断しFR化したことになります。劇中シーンでの「4WD」警告灯→FR化の可能性は、あながち的外れな推測ではなかったようです。

しかし、日産のハイキャスとアテーサは密接に連携し制御していますから、前輪のドライブシャフトを抜いただけでは後輪側でのこれら制御は生きてると思うので、今回のように強引にやるとかなりイレギュラーなロジックでの制御=クルマの挙動が不安定にならないか心配です。ハイキャスキャンセラーやアテーサコントローラー(前・後輪への駆動力配分を任意に設定できる装置)を使えば、もっとシンプルに仕様変更できたと思うのですが…まぁ、たしかにドライブシャフト抜くだけの方がある意味シンプルではありますが[あせあせ(飛び散る汗)]…何とも豪快です[たらーっ(汗)]
本文中には「500馬力オーバーのモンスターマシンをFRで乗りこなすのは相当に難しく、正規の4WD仕様の方が速く走れた」ともありましたから、やはり、かなりピーキーな状態になっているのではないかと推測しています。

なお、「ワイルドスピード」のGT-Rについては以下の記事でも言及しておりますので、よろしければご覧下さい。

【関連記事】
☆「ワイルドスピード x2」および「ワイルドスピードMAX」のR34GT-Rについて
☆「ワイルドスピードMEGA MAX」のハコスカGT-Rについて

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ERTL(アーテル)社は、自国の車を中心にリリースしているアメリカのミニチュアカーメーカーで、建設機械のプロダクションモデルなども有名。ほぼ全車種メッキホイールにゴムタイヤ仕上げで、クラシックカーなどの大型車は迫力満点。しかしながら、日本でのモデル入手は、いささか難しいメーカーさんでもあります。
TVドラマや映画などのMovie Carはサブブランドの「JOYRIDE」シリーズに属し、今回の「ワイルドスピード」シリーズ以外にも、「007」シリーズ、懐かしいところでは「ナイトライダー」の”K.I.T.T.”や”K.A.R.R.”も1/18スケールでモデル化されています。

今回のGT-R、実はこれまで未開封にて保管していましたが、これを機会に梱包を解いてみました。梱包材も材料によっては経年劣化でモデルにこびり付いたりするので、未開封保管も考えものですね。

(モデル名には”2001”とありますが…このR34は前期型なので、厳密には”1999”あるいは”2000”が正解です)
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さて第一印象ですが、なかなかイイ感じです。某国産メーカーの「ミニッツなんちゃら」シリーズにもこのGT-Rをモチーフにしたモデルがありますが、これはもうモデル考証が最悪で、エアロやリヤウイングが実際のものとは全く異なり、フロントバンパーに至っては純正とニスモ製を混同したようなデザインと、滅茶苦茶です[がく~(落胆した顔)]

それを踏まえると、今回のモデルはきちんとディテールを掴んでいて、誰が見ても「ワイルドスピードのGT-R[exclamation]」と分かるモデルに仕上がっています。”あちら”製のミニカーはデフォルメが強烈で、「各パーツはGT-Rなんだけど、全体で見るとGT-Rとは懸け離れたプロポーション」なんてことがよくあり、そんな先入観もあったせいか、本モデルはかなり好感が持てます。

(C-west製エアロにGTウイングも、きちんと再現されてます)
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全体のボディーラインはかなりスッキリして見えます。マッチョなボディーラインが特徴のGT-Rというより、スマートな印象の25GT-Tに見えなくもないです。バイナルグラフィックスのデザインがリヤフェンダー周りをスッキリ見せてるのかもしれません。

(ERTL社お約束のメッキホイール。特徴的なホイールデザインもよく再現しています)
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ボンネットにトランク、左右のドアも開閉しますし、ボンネット内にはRB26DETTエンジンも再現されています。エンジンのディテールはオートアートと同等レベルといったところでしょうか。劇中車の特徴的な内装も頑張って再現していますし、オートアートとはまた一線を画す1/18モデルと言えるでしょう。

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(助手席のN2Oシステム、追加メーターやモニター類も ほぼ実車どおりの設定)
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(メッキ単色のヘッドライト周りは陰影がなく、若干精悍さに欠けるかな?でもカッコイイですけどね)
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(サイドウインカーはペイント処理[もうやだ~(悲しい顔)][バッド(下向き矢印)]、ボンネットのスポンサーステッカーも2社足りないですね…)
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GTウイングが再現されてるのは良いのですが…斜めってます[たらーっ(汗)]ネット上で見かけたほぼ全ての個体で傾いてるように見えました。パーツ浮きなどの取り付け精度は問題なさそうなので、パーツ自体の設計が甘いのかと。当方コレクションに限っての状態ならば、ちょっと残念[もうやだ~(悲しい顔)]

(実車の砲弾型斜め1本出しに対し、本モデルではタイコ付きマフラー。出口の処理もチープでバックフォグは省略)
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ところで、ERTL社のR34GT-Rにはバリエーションが存在していたようです。
どことなく”例のマシン”に似てますね。。

(こちらのモデル名には”1999”との記載が。。一応差別化してるみたいです…)
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「ワイルドスピード」シリーズとして発売されていたようですから、「ワイルドスピード MAX」に登場するブルーのR34をイメージしたものではないかと思っています。但し、実車のプロポーションとはあまりに懸け離れ過ぎていて、どう見ても今回の「ワイスピx2」GT-R(C-westエアロ)をブルーに塗っただけの”やっつけ仕事”的なモデルに見えます。
実車とは程遠い外観ではありますが、コレクターとしてはかなり気になるモデル。しかしながら、日本国内では見たことのないモデルですし、入手するのは至難の業かと思われる一台です。

ちなみに「ワイルドスピード MAX」劇中で登場するブルーのR34、パッと見はニスモ製フルエアロを装着したGT-Rに見えますが、実際はイーストベアー製GT-Rルックエアロキットに、RAYS製の「RE30」と思しきホイールを組んだ25GT-T(ER34)でした。

(リヤウイングは34GT-R純正品に換装、前後のフェンダーもGT-Rサイズにしてそうな気がします…)
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ほぼ完璧に近い状態でGT-R風に換装してますが、メーターパネルが25GT-Tのままだったり(←実は簡単に交換できないんです[たらーっ(汗)])、GT-Rの特徴でもある「バックフォグランプ」が無いなど、よく見ると25GT-Tなのは一目瞭然です。

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大好きなクルマですから、ついついここまで長文になってしまいました。最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

やっぱり劇中車はカッコイイです。世界中の人々は憧れの眼差しでこのクルマを見ているのでしょうが、我々日本人は日本車に「日本代表」のイメージを重ね、世界で認められ劇中で活躍する日本車を誇らしく見ていることに優越感を感じているのかもしれませんね。

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「独断と偏見」によるモデル評価

・プロポーション:★★★★☆
 ”あちら”製のミニカーにしては、C-westエアロの特徴をきちんと掴んでいます。もう少し車高が落ちるとなお良し。
 ボディーラインのメリハリが弱く、GT-Rというよりも25GT-Tのようなスマートなプロポーション。
 元々の設計や造り込みに粗を感じますが、誰が見ても「ワイルドスピードのGT-R」と分かるその雰囲気はGood。

・レア度:★★★★☆
 2004年発売の海外メーカー品。現地でも既に「SOLD OUT」のモデルですから、今から輸入するのはかなり困難。
  
・プレミア(相場):★★★☆☆
 「ワイルドスピードのGT-R」といえば未だ根強い人気で、日本のみならず海外でも探している人は多いはず。
 日本国内に輸入された個体数もそれほど多くは無いでしょうから、今後ますますプレミア化していくと予想します。
 
 ※ご参考まで…
 現在の平均相場:「当時の定価」×「の数」


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<ご注意>
本ブログの内容は、筆者の独断により記事化しております。事実と反することや間違いがあるかもしれません。そのような観点からも、本内容についてメーカーさんへの問い合わせはご遠慮ください。その点をご理解の上、楽しく読んで頂ければ幸いです。

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コメント 18

よっし

こんばんは

ワイルドスピードシリーズは私も大好きで、何回も繰り返しみています。
バトルシーンは本当に熱くなりますね。

モデルカーが発売されているのは知ってました。色んな工夫が随所に
見られますね。本当に楽しく拝見しました。

映画の次回作も楽しみです!
by よっし (2011-05-02 23:01) 

APEX

GT-Rマニアさん、こんにちは~
ワイルドスピードx2、見たのはかなり前ですけど内容ははっきりと覚えている映画です(^^)
このR34は特にRB26の音が印象にに残っています
NOS使ってジャンプスポットでスープラを抜くところなんて、もうたまらなかったです(笑)

ちなみに後半のメイン車が三菱車ばっかりなのは、出演者・スタントドライバーにアンケートを取って決まったそうです
「ランサーラリーアートバージョン」なんていうのも候補に挙がってたそうですよ(笑)
by APEX (2011-05-03 11:34) 

黒い戦闘員かず

こんばんは^^

このモデルいいですね~
1/18はあまり持っていませんが、欲しくなりました。。。

リアウイングの傾きと車高は確かに気になりますね。

by 黒い戦闘員かず (2011-05-05 23:20) 

GT-Rマニア

よっしさん、こんばんは。

僕も映画の方は何度も見ていますが、今回の記事を書くにあたり、これまでとは違った視点でGT-Rだけを観察しました。

実はそこで色々な矛盾点に気付いた訳ですが、それを全部書こうとなると収集がつかなくなりそうでしたので、程よくまとめるに留めました。

次回作にもGT-R(R35)が登場しそうな気配ですが、R34以前のGT-Rにもぜひ登場してもらいたいもんです。

by GT-Rマニア (2011-05-07 19:56) 

GT-Rマニア

APEXさん、こんばんは。

この”x2”のGT-Rはほんとカッコイイし、印象に残る1台ですよね。

今回、映画自体の製作裏話も色々目の当たりにしたのですが、第1作目の大成功を踏まえての2作目ですから、製作する側とスポンサー側とで色々な思惑が錯綜していたのは間違いない感じがしました。

ただ、よくよく本編を見ると、GT-R以外の日本車はすべて左ハンドル、つまり輸出していたクルマばかりなんですよね。右ハンドルに慣れていない理由ならば、何となく納得できますね。

by GT-Rマニア (2011-05-07 20:07) 

GT-Rマニア

黒い戦闘員かずさん、こんばんは。

このモデル、当初は全く以ってノーマークだったのですが、買って眺めて、映画も何度も見返すうちに、すごくクールなモデルに思えてきました。

版権の問題もあり日本のメーカーは手を出せないモデルでしょうから、たとえウイングが傾いていても、大事にしていくつもりです(笑

by GT-Rマニア (2011-05-07 20:19) 

UUU

kこんにちは♪楽しく読ませてもらってます!
質問なんですが、X2でブライアンのスカイラインのボンネット付近から煙のような物が噴射してますよね?あれってなんですか?
by UUU (2012-01-28 10:58) 

GT-Rマニア

UUUさん、ご訪問ありがとうございます。

さっそくご質問の件、「ボンネット付近からの煙」とのことですが、ご質問の意図からするとフェンダー付近からサイドに勢いよく噴射される白煙と解釈して宜しいでしょうか?

これは「ナイトラス・オキサイド・システム(Nitrous Oxide System, NOS)」装着による「NOSパージ」という現象です。

NOSでは空気の代わりにN2O(亜酸化窒素)ガスをシリンダー内に送り込みます。N2Oガスは大気に比べ酸素の量が多い為、簡単に言ってしまえば”燃えやすい→爆発力向上”ということです。
また、N2Oは液体の状態でボンベ貯蔵されているのですが、噴出と同時に周りの温度を奪って急速に気化されるため、エンジンの冷却効果も期待できるわけです。

システム的にはエンジンの吸気系統(エアクリーナー以降インテークマニホールドまでの間、あるいはシリンダー内ダイレクト)にN2Oを噴射するわけですが、ボンベからそこ(噴射口)までN2Oを運んでくる配管が増設されます。

配管内の圧力を抜くのがパージバルブで、このバルブを意図的に開きN2Oを大気中に解放させることで急激な気化が起こり、白煙を吹いて噴出するわけです。このバルブをどこに設置するかで、白煙の出方も変わってきます。

本来は配管内の空気を抜きN2Oで充満させるためのバルブ機構で、N2Oがエンジンに届くまでのタイムラグを低減するのが目的なのですが、劇中シーンではパフォーマンス的な要素が強いようですね。

by GT-Rマニア (2012-01-28 23:57) 

UUU

k回答ありがとうございます!!凄く分かりやすく説明していただいて、勉強になります。
今後もよろしくお願いします。
by UUU (2012-01-29 19:22) 

UUU

上記三枚目の写真のマフラーから勢い良く火が出る改造って実際にあるんですか?
by UUU (2012-01-31 19:52) 

GT-Rマニア

UUU さん

マフラーから炎を吹く現象は「アフターファイヤー」によるものだと思います。

特にターボ車をチューニングする場合、燃調は大抵濃いめにセッティングします。燃調とは、空燃比(空気と燃料の比率)を設定することです。
そもそも燃料が過不足なく燃焼する比率は理論的に決まっている(理論空燃比)のですが、これだと燃焼による発熱の影響でエンジンが壊れる危険性があります。
そこで燃料の比率を多めに設定し、燃料が気化する時の吸熱反応を利用してシリンダー内の温度上昇を防ぎ、エンジンを保護する意味合いがあります。

燃料過多のため、条件によっては燃料が完全に燃焼しきれずに残ります。燃えなかった気化燃料は排気ガスと一緒に排出されるのですが、途中のエキマニやマフラーなど常に高温に晒されている部位で燃焼してしまうことがあり、これをアフターファイヤーと呼びます。「パン パン!」という音とともに、時には炎となってマフラーから確認されます。

主にアクセルオフ時によく見られ、排気効率の高いマフラーを入れただけでも起こりやすくなるようです。パーツ交換程度の軽微なチューニングであればエンジン制御ECUがある程度対処してくれますが、現象が頻発するなどECUの許容を超えたチューニングに際しては、燃調を含むECUの再セッティングが必要になります。また、点火系をカットする原理のリミッターでは、燃料カットは起こっていないので燃料が垂れ流しになり、燃焼せずに排気系に流れアフターファイヤーを誘発します。


ちなみに、これら排気系統での異常燃焼を積極的に利用し、背圧を変化させてアクセルオフ時のターボラグを低減する機構が、某クルマ漫画でよく耳にする「ミスファイヤリングシステム」です。ミスファイヤーとは排気系で起こる異常燃焼のことではなくシリンダー内での失火を指し、未燃焼ガスをわざと残してアフターファイヤーを誘発するのが原理です。

「バックファイヤー」と混同されがちですが、バックファイヤーはエンジンからみて吸気系統で起こる燃焼で、アフターファイヤーとはまた原因が変わってきます。


なお劇中で見える青白い炎ですが、詳しくは分かりませんが、青白く見えるように何か細工をしているのではないかと思います。
色の付いた炎といえば中学で習った「炎色反応」が思い浮かびますので、特定の金属粉をマフラー出口につけてアフターファイヤーの色を変えることなどできそうですが・・・チューニングによる走行性能向上というより、パフォーマンスの為のドレスアップの一環といった印象を持っています。


※現状で僕が知っている範囲でお答えしており、事実とは異なる間違った表記があるかもしれませんので、”だいたいこんな感じ”と大雑把に捉えていただければと思います。詳細は他文献等ご参考願います。

by GT-Rマニア (2012-02-01 21:56) 

アールビー

僕3日前に新品の記事掲載のミニカー手に入れましたが
ウィングが曲がってるヤツと曲がってないものがあるようで
僕のは曲がってませんでした。とにかくGTRはカッコいい、漢の夢であり、日本の象徴だ!

by アールビー (2012-02-22 10:02) 

GT-Rマニア

アールビー さん

コメントありがとうございます。
そして、”GT-Rゲット” おめでとうございます。

僕も昨年の夏に2台目の「ワイスピx2・R34GT-R」をゲットしたのですが、こちらのモデルはGTウイングが真っ直ぐ付いておりました。おっしゃるように、個体差があるようですね。

GT-Rにはヒストリーがあって、ファンもたくさんいて…もちろん速くて、レースでも強い!
まさに”GT-R”は日本で唯一と言っても過言ではない、カリスマ性を持ったブランド名だと思いますね。

今後も色々なGT-Rをご紹介して参りますので、宜しくお願いいたします。

by GT-Rマニア (2012-02-24 00:57) 

KG

このGT-Rは本当に格好いいと思います。
自分の見てきたGT-Rの中で一番だと思います。

質問ですが、劇中のGT-Rのボンネットに貼ってあるステッカーはどこの会社のものが貼ってあるのですか?
by KG (2012-03-14 03:52) 

GT-Rマニア

KG さん

コメントありがとうございます。(レス遅くなり申し訳ございません)

このワイスピx2のGT-Rは本当にカッコイイですよね。脇役車(ストーリー的にはランエボが主役だと思うので…)には見えない存在感です。

ご質問のスポンサーメーカーですが、「HKS」(計器類・マフラー等)や「NX」(NOSシステム)、「sparco」(セミバケットシート)などの実車チューニングパーツメーカーから、「JBL」といったオーディオメーカーまで様々です。

以前全てのメーカーについて調べたことがあったのですが、ところどころ忘れてしまい、いま記憶にあるメーカーだけを列挙させて頂きました。また機会があれば全て列挙させて頂こうと思っております。

by GT-Rマニア (2012-03-18 22:27) 

ミスターX

やっぱりワイルドスピード×2のGT-Rは、カッコいー(°∀°)↑
by ミスターX (2012-08-03 22:44) 

GT-Rマニア

ミスターX さん

ご訪問ありがとうございます。

x2のGT-Rは未だ根強い人気がありますね!

以降のシリーズに登場するマシンは、ほとんどが見た目「ノーマル」で大人し目なだけに、x2に登場した派手目のスポコンマシンはインパクト絶大ですが、特にやっぱりGT-Rはピカイチですね!!

今後も色々なGT-Rをご紹介して参りますので、宜しくお願いいたします。

by GT-Rマニア (2012-08-07 00:00) 

ブレイズ

いいねえ!欲しいよこせ
by ブレイズ (2021-11-06 13:47) 

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