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第23回 モデル&トイ スワップミート(MTS) [コラム]

大変ご無沙汰しておりました[あせあせ(飛び散る汗)]2012に入り何かとバタバタしております。
この間ミニカーの納車が全く無かったこともあり、ブログ更新するきっかけがありませんでしたが、今回久々にミニカー探索(スワップミート@秋葉原)へ出掛けてみました。

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AM7:00
会場である広瀬無線本社ビル前に到着、まだ誰もいませんでした。現地で朝食を済ませるべく早めに出てきたつもりでしたので、まぁ想定内でしょうか。

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AM8:30
フレンドさんが並び始めたということで、合流。前から数番目でしょうか。昨年冬のホビーフォーラムやニスモフェスティバルに比べれば全然寒くないですし、余裕で待てそうです。

AM9:50
列は数十人ほどに。しかし、AM10:00開始だというのにビル1Fのシャッターすら開く気配がありません(会場は5Fのイベントホール)。。数分前になってやっと開場です。なお、AM10:00~12:00まではディーラータイムにて入場料(¥1,000)が掛かりました。

(こちらが今回お目当ての限定モデル)
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開場直後こそかなり混み合っていましたが、1時間もすればかなり落ち着きムード。出品しているショップさんも見慣れた名前ばかりで、並んでいる商品も特に目新しい物が無かったのが残念でした。いつも同じ顔ぶれの都内開催よりも、地方開催での地元ショップさん出品に今後期待したいところです。

早々に会場を後にし、他ショップ巡りへ。今回は秋葉原以外にも久々に中野まで足を伸ばしてみました。

それでは、今回の戦利品です。

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【hpi-racing】日産 スカイラインGT-R V-specⅡNur (R34) ホワイト

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「モデル&トイ スワップミート(MTS)」限定モデル。限定数は240台(会場販売100台+店舗販売140台?)
R34イメージカラーであるベイサイドブルーと並び定番人気のホワイト。実車のNurでもホワイトの比率は高いですから、オーナーさんはぜひとも押さえておきたい1台ですね。

ただ正直、これまでかなりの数のhpi製R34がリリースされているのと、ノーマルボディーということもあり、買い控えする方もいらっしゃるのではないかと思っております。個人的にはホワイトのR34は待ちに待ったモデルだったのですが、現在の市場動向としては、派手なカラーリングやエアロ装着車など刺激のある個性的なクルマでないと「単なる色違い」として受け取られ、購入意欲が湧かないのかもしれませんね。

事前告知では老舗ミニカーショップ「アイアイアドカンパニー」特注モデルとのことでしたので、モデルにはMTSとアイアイアド限定の2枚のバックボードが差し込まれていました。

この限定モデルについては、改めて詳細をご紹介させて頂きます。

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【ビアンテ/Autoart特注】日産 スカイラインGT-R (R32)プレーンボディーバージョン

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「オートアートに こんなR32あったっけ[exclamation&question]」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。なかなか珍しいモデルです。2010年11月発売で、限定数504台。

1991年にオーストラリアツーリングカー選手権(ATCC)にて活躍したR32GT-Rで、オーストラリアのミニカーメーカー・BIANTE(ビアンテ)がオートアートに特注したモデル。当時、「No.1/ 1991 ATCC WINNER」、「No.4/ 1991 SANDOWN 500 WINNER」 とともに発売された「PLAIN BODY VERSION」です。

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以前に某GT-Rイベントで¥35,000という高額な値段で見掛けたのが最後、それ以来お目に掛かることのなかったレアモデル。元々の定価が¥23,000(税抜)と非常に高価だったこともあり、これまで全く眼中にありませんでしたが…セカンドハンズ品でかなりお手頃?価格ということでお買い上げ。スワップミートではなく他ショップにて購入しました。

日本国内正規ラインナップにはない、おそらくはオーストラリア本国で販売された504台のうちの何台かが日本に輸入されたモデルでしょうから、国内流通量は少ないかもしれません。通常より定価が高いのもそのせい(輸入)ではないかと…ちなみにビアンテの国内輸入元は京商で、日本向け管理バーコードには京商のマークが入っています。ビアンテのミニカーでオートアート製、なのに京商のマークが貼ってある…何とも不思議な感じのするミニカーです。


今回の戦利品は以上になります。期せずして「白いGT-R」ばかりの購入になってしまいました。

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最後に、hpi製GT-Rの新製品情報を。

現地会場にて、新しいバリエーションの展示がありました[グッド(上向き矢印)]

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昨年のニスモフェスティバルでも展示のあった「NISMO R34 GT-R Z-tune Midnight Purple Ⅲ」に加え、新たなR34を発見[目][exclamation]

「R34 GT-R Nismo Omori Factory Clubman Race Spec(CRS)」
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ニスモ大森ファクトリーの車両セットアップコンセプトである「サーキットでの連続周回を行い、一日走行を楽しんだ後に自走で帰宅できるクルマ」を具現化したデモカーが「クラブマンレーススペック(CRS)」です。
見た目はZ-tuneフルエアロ仕様ですが、新開発のRB26DETTエンジンメニュー「R2」を搭載し、R35GT-R純正のブレンボ製大型ブレーキキャリパー&ローターを移植、ボディーカラーもR35正規の「ダークメタルグレー #KAD」と、その存在感が半端ない一台。

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(「R2」エンジン)
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(R35純正ブレンボ。ちなみにホイールはGT500モデル形状の「LM-GT4 Omori Factory Spec」)
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(ミニカーの方もカッコイイですね~ホイールはGT500モデル形状ではなさそうですが…[涙]
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(こちらもアイアイアドさん特注モデルのようです)
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実を言いますと…今だから言えるのですが、昨年のニスモフェスティバルにて この「CRS」が企画として挙がっている旨のお話を伺っておりましたもので、待望の商品化は待ちに待った限りです。しかし、hpiさんからはあと何種類のR34が登場するんでしょうかね~[目][ぴかぴか(新しい)]

分かるような…分からないような… (意味深)

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久しぶりのミニカー探索でしたが、ぼちぼちの収穫でした。実車もそうですが、特に購入する訳でもないミニカーであっても、クルマを眺めているのは本当に楽しいですね~

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『祝 ブログ開設1周年』 [コラム]

いつもご訪問頂き、ありがとうございます。

ブログを始めて今日でちょうど1年が経ちました。。沢山の方々にご訪問頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りて御礼申し上げます。この1年でおよそ72,000のアクセスがありました。最近では香港やフランスなど海外からのアクセスもあり、色々な方が見ていて下さっていることに身の引き締まる思いです。

記事は色々と書き貯めているのですが、ミニカー撮影の方が追いつかずアップ出来ていないのが現状です。仕事が忙しいのもありますが、最近の納車ラッシュで部屋が散らかっているのが要因かも…

4畳半にも満たないマンションのサービスルームが僕の「城」でして、この狭い部屋にミニカーやグッズはもとより実車パーツなども転がっておりまして、まさにクルマ部屋と化しております。

(1/43はアクリルケースで壁一面に…展示キャパは150台。1/18はこの下に積んであります)
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(陳列モデルの入れ替えと最近の納車ラッシュで、全然片付いてません[もうやだ~(悲しい顔)]
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(hpi製R34シリーズも、購入したまま積み上げてる状態でして…)
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毎日の記事アクセスが断トツでNo.1の「ワイルドスピードx2のR34GT-R」も、いつの間にか2台体制に…
2台目購入は中野ブロードウェイにて(2011/08/08)。中古でしたが未開封、そして驚きの¥3,980[たらーっ(汗)]

・・・超Luckyでした[るんるん]
こうしたお宝との偶然の出会いが(…しかも激安で)、ミニカーコレクションの醍醐味でもありますね。

(コンディションはかなり良好で、めでたく2台目はGTウイングが真っ直ぐ付いてました)
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(サークルKサンクス限定や京商ビーズコレクションなど、1/64サイズもチェックしてます)
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非売品ポスターやカタログ、レア物も転がってるのですが…なかなか紹介しきれなくて。。

(ディーラー店飾用B0巨大ポスター[exclamation]各販売店1枚しか配られなかった代物だとか…後期Ver.も持ってます)
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(R35デビューイヤーのローンチ仕様。右サイド#22号車/左サイド#23号車の左右非対称なカラーリング)
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(元は無料でも立派なコレクション)
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(知る人ぞ知る…)
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(ディーラー店頭用ボディーカラー見本。のちに市販されたモデルとは細部が異なります)
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ここでご紹介した以外にもリビングや玄関先、さらにはまだまだ沢山のGT-Rがガレージ(押し入れ)で眠ってます…
いずれは全部飾ってやりたいところです。伊豆・箱根辺りに家でも買って、ちょっとしたミニカーミュージアムでも副業にしたいところですが…夢のまた夢ですね。

相変わらず次の記事アップまでのインターバルが長く、1年前の最初の記事タイトル通り「気長にご訪問いただければ…」のお願いになってしまいますが、2年目の「No GT-R, No Life!」も長い目で見てやってください。
今後とも宜しくお願いいたします。

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タグ:ミニカー GT-R
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【第16回 ホビーフォーラム2011限定】ニスモ R34 GT-R Z-tune ベイサイドブルー [限定モデル]

Model
Nismo R34 GT-R Z-tune Bayside Blue

Model No.
#8376
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いつもご覧頂きありがとうございます。
2011年最後の記事更新になりました。本年1月のブログ開設以来、沢山の方々にご訪問いただき感謝の気持ちでいっぱいです。いつも記事更新が遅く[ふらふら]長文化してしまう文才の無さに恐縮してしまいますが、マニアックで充実した内容を目指していきますので、今後とも宜しくお願いいたします。


さて、さっそくGT-Rの紹介を。

日産車定番のエアロパーツといって真っ先に思い浮かぶのは、やはり「NISMO(ニスモ)」でしょうか。
ニスモは、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルの略称で、日産のモータースポーツ活動全般を統括するワークスブランド。実戦投入から得られたレーシング技術をストリートカーにもフィードバック、ニスモがプロデュースするチューニングパーツやエアロパーツは性能と信頼性、デザイン性も兼ね備え絶大な人気を誇ります。

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GT-Rにおけるニスモエアロの人気は圧倒的で、派手なエアロに目移りしつつも、結局のところニスモの『純正のイメージを崩さない迫力』に戻ってくるオーナーさんは多いようです。R34GT-Rにおいては「フロントエアロバンパー」、「サイドスカート」、「リヤアンダースポイラー」の3点セットが俗に言う”ニスモフルエアロ”の基本構成で、純正デザインを基調により直線的なボディーラインとすることで厳ついR34の印象を強調、更なる迫力を生み出しています。

また、空力と整流効果の向上および軽量化(対純正アルミフード:約-3kg、対純正カーボンフード:約-1kg)を実現するエアー抜きダクト付きボンネット「R-tuneカーボンフード」をはじめとするカーボンエアロパーツもラインナップされています。ちなみにこちら、受注生産にて現在¥420,000(税抜)の逸品です。発売当初はたしか¥360,000でしたから、その値上がり幅も驚愕です[がく~(落胆した顔)]

(ニスモフルエアロ + R-tuneカーボンフード)
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”世界最強のロードゴーイングカー”、”TOP OF THE GT-R”をコンセプトに開発された、ニスモ創立20周年アニバーサリー記念モデル「NISMO R34 GT-R Z-tune」。その出で立ちは、従来のニスモエアロの印象を色濃く残しながらも、性能やルックスの面で差別化を図ったZ-tune専用のエアロパーツが装着されています。
これらZ-tuneタイプのエアロはアフターパーツとしても市販化されており、これまでのニスモエアロ同様高い人気を誇っています。


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「NISMO R34GT-R Z-tune」の高出力エンジン、ハイパフォーマンスブレーキシステムを安定して機能させる冷却性能を確保しつつ、ダウンフォースを増加させ、ハイスピードコーナーリング時の旋回性能を向上させる機能性の高いデザインを採用。
実際のZ-tuneでは軽量・高剛性を有するCFRP製(ドライカーボン)が装着されており、フロントオーバーハングの軽量化に大きく貢献。アフターパーツ用にはZ-tuneオリジナルと同仕様のドライカーボン製以外に、性能とコストをバランスしたFRP製もラインナップされています。


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■ Z-tuneフロントバンパースポイラー
ドライカーボン製[62020-RSR47]:¥380,000(税抜)、FRP製[62020-RSR46]:¥128,000(税抜)

(一応、メーカー様のウンチク載せときますね。僕も読んでて少々ややこしいですが…[たらーっ(汗)]
インタークーラー、ラジエター、エンジンオイルクーラー、ブレーキ用エアインレットの効果的な配置を目指した、純正フロントスポイラー部一体型の仕様。走行風を無駄なく導き利用するため、オイルクーラー、ブレーキ用エアインレットは外側をエアダム形状に、インタークーラーエアインレット下部はガイド(凹)形状とする。また、オイルクーラーアウトレット前部とホイールアーチ部をリップ形状とすることで、オイルクーラー冷却風とホイールハウス内のエアを効率よく排出し、ブレーキ冷却効率およびダウンフォースの増加を図っている。

【軽量化効果】
純正ウレタンバンパーに対し、
 ⇒ ニスモエアロバンパー装着で -0.5kg
 ⇒ Z-tuneバンパー(FRP)装着で -1.2kg
 ⇒ Z-tuneバンパー(ドライカーボン)装着で -3.2kg


(Z-tuneバンパー。純正バンパーに比べ開口部の面積が大きくなっています)
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(こちらドライカーボン製、税抜き38万円也[あせあせ(飛び散る汗)]
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従来のニスモエアロバンパーと比べると、フロントのリップスポイラー部を一体成形とし、ウインカー横のダクトを廃止、左右のダクト形状(オイルクーラー&ブレーキ導入用)が異なりエラが張ってワイルドな外観に。ウインカー横のダクトが無い分、より純正バンパーに近い印象を受けます。

(ニスモエアロバンパー。よく見るとZ-tuneタイプとは違いますね…R-tuneやS-tuneはこちらのタイプです)
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軽量・高剛性な反面、”しなり”が無く衝撃による割れや塗装剥がれが起こり易いのがFRPの難点。R34GT-Rの場合、フロントディフューザー装着による強烈なダウンフォースの影響で取り付け部等にクラックが生じることもあるとか。
特にZ-tuneタイプは従来のニスモエアロバンパーに比べFRPの肉厚が薄いそうで「なおさらクラックが入り易い」とは、Z-tuneバンパーを装着する実車オーナーさんの弁。ダウンフォースが向上している影響もあるんでしょうか。。
それでも他社製に比べればニスモ製FRPバンパーはかなり頑丈に作ってあるんですよ!

まぁ、余程のスピードで走らない限り、そう神経質になるほどでもないのかなぁ~と、個人的には思っていますが。。

その点、純正バンパーは柔軟性があって衝撃に強いウレタン製で作られており、さすが純正!よく考えられてます。飛び石による塗装剥がれもFRPほど目立ちません。取り付けも、ニスモ製バンパーが左右のフロントフェンダーとバンパーリテーナーでのみ吊っているのに対し、純正バンパーではこれら取り付けポイントに加え頑丈なフロントのレインホース部にもクリップ固定するようになっており、ダウンフォース発生時にバンパーに加わる負荷が幾分ですが分散されるようになっています。
また「エアロを組んで迫力を増したいが、できるだけオリジナルのイメージを崩したくない」ノーマル派のオーナーさんなどは、「サイドスカート」と「リヤアンダースポイラー」のみニスモ製を装着、フロントバンパーだけは「純正のまま」にこだわる方も多いようです。サイドスカートやリヤアンダーは純正ボディーラインをベースに付け加える「オリジナル+α」の要素が強いパーツですが、フロントバンパーは「丸ごと交換」により純正とは”別の顔”に印象が変わってしまうところもあるのかと思っています。

(純正フロントバンパー。ニスモの直線的なデザインに対し角が丸い印象ですが、純正品でも迫力は充分!)
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割れ易いが(…と書くと語弊がありますが)、軽量・高剛性、機能性を考慮したデザインが魅力のFRP製エアロか、ある程度の重量増やデザイン上の制約はあるものの、バランスに優れた純正ウレタンバンパーか。はたまた、コスト度外視でドライカーボン製か。。三者三様、非常に迷う選択肢ではありますね。

でもやっぱり、「Z-tune顔」はカッコイイです!

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■ Z-tuneフロントフェンダーセット
ドライカーボン製[63110-RSR47]:¥440,000(税抜)、FRP製[63110-RSR46]:¥145,000(税抜)

(こちらも一応、メーカー様のウンチク載せときます)
エンジンルーム取り付け側に開口部を設け、フェンダー後端部分をGT500タイプのエアアウトレット形状とすることで、エンジンルーム内の熱を効率よく排出。エンジン冷却効率を高めるとともに、ダウンフォースも増加。また、片側約15mmずつワイド化しているため、ワイドタイヤ(265/35R18)、オフセット値の小さいホイール(18×9.5 +5)の装着を可能にします。

【軽量化効果】
純正アルミフェンダーに対し、
 ⇒ Z-tuneフェンダー(FRP)装着で +0.5kg
 ⇒ Z-tuneフェンダー(ドライカーボン)装着で -1.8kg


(フェンダー後方のダクトよりエンジンルーム内の熱を排出。純正に比べ張り出しが大きく直線的で迫力が増します)
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(エンジンルーム側の排熱口)
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2001-2002年前後のニッサンのGTマシン(R34GT-R型ハイダウンフォース仕様)にて全く同形状のフェンダーが確認できますので、実戦からフィードバックされたパーツであることが分かります。
商品コンセプトである「エンジン冷却性能」は非常に高いようです。このフェンダーを付けただけで、油温・水温ともに数℃下がった話をよく聞きます。純正よりエラの張ったフェンダーアーチ形状、改造申請不要の範囲内で車幅も拡大されるため、装着によりさらに厳つく迫力のあるルックスになります。昨今の厳しい車検事情に対応するため、車幅の広がるZ-tuneフェンダーを導入し、タイヤ&ホイールの”きわどい”ツライチ状態を回避される方も多いようです。

気になるのは重量。FRP製を装着した場合、むしろ純正のアルミ製フェンダーより重量増になってしまいます。軽量なはずのFRPでの重量増・・・逆にしっかりした肉厚で作られている証拠とも受け取れます。冷却性能と厳ついルックスが同時に手に入るZ-tuneフェンダー、気になる一品です。

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さて。。

こちらのR34GT-R、私のフレンドさん所有の1台ですが、「Z-tuneバンパー」、「Z-tuneフェンダー」に、「サイドスカート」、「リヤアンダースポイラー」とZ-tuneフルエアロ仕様。R-tuneカーボンフードも装着すれば、まさにZ-tune[exclamation×2]
実際には存在しないベイサイドブルーのZ-tuneですが、もし実在していたなら…尋常ではないオーラに圧倒されそうです。

(鮮やかなブルーに厳ついエアロが映えます。本家のシルバーよりカッコイイかも…)
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(サイドヴュー)
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(ホイールもLM-GT4限定モデル。羨ましい~)
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以上ご紹介したZ-tuneエアロ、塗装代や取り付け費用はもちろん別途です[たらーっ(汗)]
究極のR34「Z-tune」には憧れますが、外観を近づけるだけでも容易ではない¥ですね…
ただR34もすでに10年以上前のクルマですから、純正ストック部品の値上がりが尋常ではありません。むしろニスモ製を入れた方が安く仕上がることも。。
純正パーツ破損を機にニスモに交換…という選択肢は今後大いに”アリ”だと思います。

※上記価格は2011年12月現在のものです。今後値上がる可能性がありますので、ご参考程度にご留意下さい。

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今回ご紹介するGT-Rは、「第16回 ホビーフォーラム2011」メモリアルモデルのhpi-racing製1/43「ニスモ R34 GT-R Z-tune ベイサイドブルー」です。限定数は会場販売70台+Web販売100台。

(厳つい車体に綺麗なブルーが映えます)
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(ホビーフォーラムメモリアルモデル)
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実車のZ-tuneは専用カラーの「Z-tuneシルバー(ダイヤモンドシルバー) #KY0」が原則で、今回のモデルのようなベイサイドブルーのZ-tuneは実在していません。但し例外的に1台だけオーナーの強い要望で作られた「ミッドナイトパープルⅢ」のZ-tuneが存在しており、私も何度か実車を拝見しております。また、「ミレニアムジェイド」のZ-tuneも1台存在しているとの噂を聞きますが、こちらはまだ一度も実車にお目に掛かった事がなく真偽の程は断言できませんが、こちらも本物のZ-tuneである可能性が高いと思っています。

実際には存在しないベイサイドブルーのZ-tuneですが、R34イメージカラーとして人気だったベイサイドブルーをZ-tuneエアロに仕立てて乗ってらっしゃる方は大変多いですから、今回のモデルにご自分の愛車のイメージを重ねるオーナーさんは沢山いらっしゃるでしょう。

イベント限定モデルということでミニカーファンの注目を大いに集めたモデルでしたが、車種セレクトの観点からも実車オーナーの注目度が非常に高いモデルだと思います。

(フロントリップ一体型のZ-tuneバンパー。純正より大きな開口部とエラの張ったダクト周りが特徴的)
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(比較的ノーマルに近いリヤ周り。純正ノーマルのままで充分に存在感があるということでしょうか)
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(低く構えたボディーがチューニングカーらしくて、カッコイイです)
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(排熱ダクトの付いた「R-tuneカーボンフード」の装着で、かなりレーシーな雰囲気に)
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(排熱ダクトの枠の内側、黒く塗り分けてあるのが分かりますか?こうした”ひと手間”がリアリティーを向上させます)
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(車両下部にはデュアルコアでデフオイルクーラーを装備。この為か、リヤのディフューザーは外されてるようです)
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(実在しないクルマではありますがモデル名は「Z-tune」、レッド×ブラックを基調とした専用内装を再現しています)
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(ニスモの320km/hフルスケール・ホワイトメーターが入ってます)
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いやぁ~ほんとにカッコイイです。ついつい、写真撮り過ぎました[カメラ]

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ホイールはニスモのLM-GT4を再現。高性能スポーツホイールの代名詞ともいえるRAYS製「TE37」の基本設計を継承し、ニスモ独自のアレンジを加えたRAYS社との共同開発モデル。鍛造1ピース、軽量・高剛性を誇る高性能ホイールは、発売から10年経った現在も絶大な人気を誇っています。
R34GT-R対応サイズでいうと、サーキットでベストマッチの18インチ以外、ストリートで弩迫力の存在感を放つ19インチがラインナップされています。

(モデル装着のLM-GT4は、スポークの湾曲形状を見る限り18インチサイズをモチーフにしているようです)
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「ブラックのLM-GT4(18インチ)」はニスモ専売のホイールで、そもそも通常ラインナップのLM-GT4はホワイト、ブロンズ、シルバーの3色だけなのですが、一般ユーザーが製造元であるRAYSにカラー変更(特注)をオーダーしてもブラックだけは受付けてもらえませんでした。おそらくは、ニスモ側とでブラックは市販しないよう取り決めがあるのかもしれません。
(19インチならブラックへのカラー変更OKだったと思いましたが、今はどうなんでしょ?)

(LM-GT4・18インチ。通称「GT-Rサイズ」と呼ばれる特殊オフセットではキャリパーを避けるようにスポークが湾曲)
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(LM-GT4・19インチ。直線的なスポーク形状で大径さをアピール、ある特定のオフセットでは弩迫力の深リム仕様)
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(ニスモのデモカーも、ストリート仕様では19インチ履いてます)
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ニスモは過去に何度かLM-GT4の限定モデルを出していますが、それは上述のブラックのような限定カラーに限った差異だけではありません。限定モデルのいくつかには「GT500モデル」と呼ばれる、”通常ラインナップのLM-GT4とはホイールブロックが異なるモデル”が存在します。色だけの違いなら市販の通常モデルを塗り替えて”なんちゃって”も可能ですが、根本的にホイールブロックが異なるGT500モデルは、簡単には真似の出来ない逸品です。

もちろん、通常モデルと比べてさらに”走り”を意識したレーシングスペックになっているのは言うまでもありません。また、このGT500モデルにはレアアイテムも存在しており、LM-GT4の事だけで記事が一本書けるんじゃないかと思うほど、ネタには事欠きません。

(ニスモ限定LM-GT4の全てが「GT500モデル」というわけではありません)
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ニスモ・LM-GT4のバリエーションについては、また機会を改めて書いてみようと思います。

なお、今回のモデルに装着されるLM-GT4は「GT500モデル」をモチーフにはしていないようです。実際のZ-tuneに装着される専用のLM-GT4は「GT500モデル」形状でありますので、「Z-tune」を名乗る今回のモデルでは厳密に言えば”検証ミス”ということになりますが、普通はここまで観察[目]しないでしょうね。。ちなみにスポークに入る「nismo」ロゴはZ-tune専用LM-GT4の場合、旧タイプの日の丸「nism」で正解です。

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しつこいようですが、ほんとカッコイイです[exclamation]このZ-tuneベイサイドブルー。
個人的には、今年発売されたR34モデルの中ではNo.1かも。最近のhpi製R34発売ラッシュについて行くのがやっとですが、今後もカッコイイGT-Rを期待します。

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「独断と偏見」によるモデル評価

・プロポーション:★★★★★
 R34の厳ついカッコ良さを強調するZ-tuneエアロに、人気カラーのベイサイドブルー。王道の組み合わせです。
 このモデルが放つ全体のオーラは実車同様に圧倒的。ボディーカラーが効いてるんだと思います。

・レア度:★★★★☆
 限定数170の希少モデル。今はまだチラホラ見掛けますが、市場から姿を消すのは時間の問題でしょう。
 欲しい方は、なるべく早めの入手をお勧めします。
 ミニカーは「一期一会」、”欲しいと思った時が買い時”です(笑) いつの間にか無くなっちゃってますよ!
 → オークションでは最近全く見掛けません…ほぼ市場から消えました。(Jun. 2012 追記)

・プレミア(相場):★★☆☆☆
 元々が高額なレジンモデルですので、現在のプレミアはこの程度。
 現在は需要と供給のバランスがとれた状態ですが、今後、需要は上がっても供給が上がることはありません。
 誰が見ても印象的でカッコイイと思いますから、おのずと価格設定も上がり気味になるのでは。
 
※ご参考まで…
 現在の平均相場:「当時の定価」×「の数」


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<ご注意>
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ニスモフェスティバル at FSW 2011 [コラム]

12月4日の日曜日、「ニスモフェスティバル at FSW 2011」に行ってきました。1997年から始まったニスモフェスティバルも今年で15回目。
先月入手したホビーフォーラム限定「R34 GT-R Z-tune ベイサイドブルー」のご紹介もままならないまま、この日を迎えてしまいました。どうしても旬の話題最優先でご紹介してしまうこと、ご勘弁下さい。

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AM1:00
富士スピードウェイ・西ゲートに到着。すでにゲート前は満車のため、100mほど離れた待機エリアへ誘導されました。
軽~く150台くらいは前に居るんじゃないでしょうか[がく~(落胆した顔)]「Club NISMO」会員は毎年ニスモから招待状と駐車券が届くのですが、その際の入場が西ゲートと指定されているため、特に台数が集中するのが西ゲートです。
先乗りされたフレンドさんのお話では、前日3日の22:00時点でゲート前は満車になったとか…[冷や汗]
ガレージセールやアウトレット、限定ミニカー等々、朝一で並ぶ目的は皆さんまちまちですが、ニッサン&ニスモファンの熱意は半端ないです。

(例年ほどの寒さはないものの、風が強くて大変でした)
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AM5:15
予定より15分遅れでゲートオープン。西ゲートは招待状持ってる方が大半なので、スムーズに場内へ入れました。駐車後、すぐに「ORIZURU」前のゲート入り口に直行!フレンドさんのご協力もあり、先頭集団の一角に並べました。
今回の限定モデルは整理券配布無しとのことで先着順。目的とするブースの位置を確認したり、他に目ぼしい掘り出し物がないか情報収集。

AM8:00
AM9:00の予定が1時間繰り上げでゲートオープン。
ダッシュでhpiブースへ。但し、販売開始は予定通りAM9:00~とのアナウンス。
ニスモブースはAM7:00から既に販売を開始していますので、ニスモの袋を持った方もちらほらお見かけしました。

(こちらがお目当ての限定モデル)
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AM8:15
hpiブース前にも列が連なり、hpiも繰り上げで販売をスタート。無事目的の限定モデルをゲットできました。その後は散々、興味の赴くまま各出店ブースに消えていきました…

(hpiさんのスタッフブログより、販売開始直前の様子。私の後姿が写り込んでおりますね~)
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今回のニスモフェスティバルでは、ニスモオフィシャル&hpi限定ミニカー以外にエブロからも限定/先行販売がありました。しかもニスモフェスティバル限定パッケージなのがミソです。各メーカーさん、商売上手ですね~

今シーズンチャンピオンを獲った「S-Road MOLA」ブースからは、以前にXANAVIブースなどで販売されていた70台限定のドライバーサイン入りチャンピオンパッケージのような特別モデルが出るのでは?と期待しておりましたが、今回は無しでした。

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ニスモのイベントですから店頭に並んでいるミニカーもその大半がニッサン車。車種選別がラクで非常に助かりました。個人的には掘り出し物はありませんでしたが、「おっ!」っと感じたレア物もあちこちで見かけましたし、全体的に見てもオークション取引相場に比べお手頃なプライスで販売されており、1年間我慢して年末のニスモフェスティバルでまとめて安く買うのも有りだと思いました。

(皆さん、熱心にお宝を物色しています…)
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ミニカー以外にも、ニスモスタッフ仕様のG-SHOCK(会場販売のみ限定150個)をはじめとするアパレル類、雑貨に実車パーツなど気になるグッズが沢山ありましたが、如何せん売り場がてんでバラバラ、どれを優先して、広い会場をどういった順番で回れば確実にゲットできるか?すぐに完売しそうな商品と在庫に余裕がありそうな商品を予測するので悩みましたが、今回は比較的スムーズに狙っていた商品をゲットできたと思います。

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もちろん、ミニカー以外にも”お祭り”を楽しんできましたよ!

(2011 FIA-GT1・チャンピオン「JRM Racing GT-R」#23号車)
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(2011 スーパーGT500・チャンピオン「S-Road MOLA GT-R」)
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(ペンズカラーの新旧GT-R)
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(ニスモ大森ファクトリーからはコンプリートエンジンの展示も)
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(以前にご紹介したニスモS1&R1のエンジンモデルも、まだ在庫あるみたいでしたよ)
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それでは、今回の戦利品をご紹介させて頂きます。

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【hpi-racing】ニスモ R34 GT-R R-tune ホワイト

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「ニスモフェスティバル in FSW 2011」限定モデル。限定数は会場販売100台+Web販売100台。
近頃hpiはR34ラッシュですが、やはりここでもR34が来ました。今回のニスモフェスティバル、数ある魅力的な商品の中から迷いに迷った結果、第一優先に定めたのがこのR34でした。
R34イメージカラーのベイサイドブルーと並び定番人気のホワイトは実車での販売台数も多く、ニスフェスに来場された実車オーナー方々の注目度も非常に高いモデル選定だと思いました。
モデルのバランス、組み付けの出来も総じて良好、改めてhpiさんの実力を再認識しました。

(ニスモフェスティバル限定)
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昨年の限定モデル「GT-R LM メタルポリッシュ」他3台セットはお昼過ぎでも残っていましたが、今年のR34はAM9:00前に完売していたのではないでしょうか。R34人気、恐ろしいです。

この限定モデルについては、改めて詳細をご紹介させて頂きます。

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【hpi-racing】ニッサン GT-R(R35) TR35 GT800-R 2010 テストカー
【hpi-racing】ニッサン GT-R(R35) TR35 GT800-R 2010 マカオ

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2010年11月に行われたマカオGP「Macau Road Sport Challenge」にて織戸学選手のドライブで優勝したR35GT-R。香港のチューニングショップ「TOP RACING」が製作、HKS協力のもと熟成が図られたマシン。
正回転と逆回転のタービンを左右それぞれに配置した「シンメトリーレイアウト(左右対称レイアウト)」が特徴のHKS製GT800キットを採用し、最高出力800ps、最大トルク100kgmは、まさにモンスター。hpiはテスト仕様と本戦仕様の2種を展開しています。

今年からは購入するGT-Rを”R34”だけに絞っており、メーカーから発売案内が来たとき「カッコイイ!」と思いながらも、初志貫徹で購入は見送っていた今回のモデル。
”勢い”ってやつでしょうか、限定モデルをゲットした流れで買ってしまいました。。テストと本戦、2種類とも[あせあせ(飛び散る汗)]
当初、全然買うつもりはなかったのですが、hpiブースに山積みされた沢山のGT-Rを見ていたら…つい。
定価の40%OFFで買えましたし、気になっていたモデルではありましたので、まぁ、結果良しとしています。

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【hpi-racing】ニスモ R34 GT-R Z-tune シルバー
【hpi-racing】ニスモ R34 GT-R Z-tune ブラック

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つい先月発売されたばかりのこの2台、実はすでに納車されていたのですが、なぜか購入してきました。定価の40%OFFでhpiブースにて購入。これこそまさに衝動買い、ついつい財布の紐が緩んでしまうニスモフェスティバルの恐ろしさ。限定モデルでもないのに同じの2台増車…今となっては当時の心境を疑ってしまいます[たらーっ(汗)]

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【EBBRO】S-Road MOLA GT-R SGT2011 Rd.4 Sugo Winner(ニスモフェスティバル限定パッケージ)

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スーパーGT500クラス・2011シーズンのチャンピオンを獲得した「S-Road MOLA GT-R」。先に発売された”Rd.2 Fuji”は、チャンピオンの可能性が見えてきた辺りから店頭でも見なくなり、すでにメーカー完売状態。やはりチャンピオンマシンの人気は別格です。
Rd.2をゲットできなかった方には朗報とも言える”Rd.4 Sugo”仕様の発売。しかも優勝ドライバー2人の写真をモチーフにしたニスモフェスティバル限定バックボード仕様。

こちらも今年から買わないと決めていたR35モデル。エブロブースからは、S-Road以外にも限定モデルとしてモチュールオーテックGT-R(Rd.7 オートポリス)、先行販売として「リーフ NISMO RC(カーボン)」がありましたが、「チャンピオンモデルだけは押さえておきたい!」ということで、S-Roadだけ購入して来ました。現地会場でもS-Roadだけは午後に販売終了、翌日のエブロWeb通販でもこのS-Roadのみが速攻で完売。考えることは皆同じです。

S-Road MOLAはニスモ直系以外のサテライトチームであり、ニスモオフィシャルの限定ミニカー(ニスモボックス)として販売されないのは当初から予想していました。
そのお陰もあり、hpiを回った後でも余裕で買えたこのモデルでしたが、これがニスモ限定として販売されてたら、とてもじゃないけどhpi限定モデルとの同時購入はできなかったと思います。販売数は分かりませんがhpiの100台よりは多いだろうと予想し、hpiの次の第二優先に定めたのがエブロでした。

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【KYOSHO】2003 #23 XANAVI NISMO GT-R(レッドクローム仕様)

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ニスモフェスティバル2011・オフィシャル限定モデル。東京オートサロンではお馴染みのクロームメッキ仕様のビーズコレクション(1/64)。ビーコレも守備範囲でして、同スケールの「サークルKサンクス限定ミニカー」もチェックしてます。
hpiからエブロブースに移動、その他諸々寄り道してからニスモブースに向かいましたが、まったく余裕で買えました。
(やっと冷静になってきたのか、ここではR34以外買いませんでしたよ[わーい(嬉しい顔)]

ちなみにこの時点(AM10:00)で一番高額な「リーフ NISMO RC」が完売してました。ちょっと意外でしたが、極端に少ない販売数に納得。高額のリーフを敬遠し安いビーコレが真っ先に完売してるのでは?とも思いましたが、取越し苦労でした。
しかしながら、日産オンラインWebではこのビーコレが真っ先に完売。現地会場とWeb(全国)での需要が異なる、不思議な現象が見れました。

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【KYOSHO】日産 スカイラインGT-R V-specⅡ(BNR34)ベイサイドブルー

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「NISSAN collection MODEL CAR」コーナーで買いました。日産で販売しているミニカーがアウトレット価格で買えて意外とリーズナブル。日産オンラインで買うと¥4100のモデルですが、¥1600で買ってきました。特に欲しかったわけでもないのですが、安かったので…つい。

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その他、ミニカー以外の購入品をザッとご紹介

(「GT-R」と「R-34」は以前から持っていたのですが、今回「RB-26」をゲット!ずっと探してました)
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(まったく違和感無いですね…ちなみに当方所有のR34ではありません)
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(Prostock Racingブースより、LEDトランクランプとフューエルキャッチハンガー)
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(前々から気になっていたGT-Rマガジン特製トランクマット。イベント特価&送料無料で即お買い上げ)
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最後に、hpi製R34GT-Rのスクープ情報を。

現地会場にて、新しいバリエーションを確認してきました[グッド(上向き矢印)]

こちらは、先日のホビーフォーラムでも展示してあったWeb限定のNEWモデルですが…
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特に上段の3台は初お目見えかと。
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上段左から
「NISMO R34 GT-R Z-tune PROTO」
「NISMO R34 GT-R with Z-tune Carbon Aero」
「NISMO R34 GT-R Z-tune Midnight Purple Ⅲ」

ミッドナイトパープルⅢのZ-tune、1台だけ実車が現存しているのは結構有名な話ですね。
真ん中のモデルは、ちょっと想像出来ませんでした。こういう表現の仕方もあるのかと。。

ちょうど次回、ホビーフォーラム限定「R34 GT-R Z-tune Bayside Blue」の記事でZ-tuneエアロの特集をするつもりでしたので、このモデルが意図するところをご紹介できればと思います。

その他、企画に挙がっているモデルも色々聞けましたが…また機会があればご紹介させていただこうと思います。

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先月のホビーフォーラムが大人しかったせいか、今回のニスモフェスティバルは散財しまくりでした。これらイベントに照準を合わせて貯金してきたとはいえ、それにしてもちょっと買い過ぎましたね。「毎年ニスモフェスティバルで、お財布の紐が緩みがちになってしまうのは私だけではないはず!」と思いたいです。。

ところで、来年12月にニスモが大森から横浜にお引越しするため、2012のニスモフェスティバルは1回お休みになるそうです。来年は限定モデルやお買い得品を購入するチャンスが無いのは残念ですが、今年散財してしまった分セーブすることにしようと、思った次第でした。

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【CAR-NEL 1/43】日産 スカイライン 2000GT-R (KPGC10) スペシャルカスタマイズ仕様 [CAR-NEL]

Model
NISSAN Skyline 2000GT-R KPGC10 Special Customized Edition

Model No.
CN437201(Silver)
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CN437202(Black)
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少し前になりますが、公開終了間際にやっと観てきました。「ワイルドスピード MEGA MAX」(原題「Fast Five」)

大人数収容の広い館内に観覧者3組[あせあせ(飛び散る汗)]まさにプライベート・スクリーン![映画]
前席者の後頭部を気にせず、最高の音響システムで存分に堪能できました。やはり、アクション映画は映画館で観るに限ります。

物語は、前作「ワイルドスピードMAX」のエンディングシーンからスタート。「あぁ、そうそう[ひらめき]」と頭の中で復習しつつ、いきなり登場はミア運転のアキュラ(ホンダ)NSX。クルマ好きはもうこの時点でテンション上がりまくりです。

ストーリーも軽快かつ明快で、適度なユーモアとダイナミックなアクション、物理の法則を無視したCGも嫌味なく、勧善懲悪のハッピーエンド?俳優陣の強烈なキャラクターも相まって、2時間ちょっとの上映でしたが飽きることなく一気に観れました。斜面に面したリオデジャネイロの街並みが綺麗で、クルマではなく人間がスラム街を駆け回るシーンがすごく印象的でした。

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登場する車両も個性的。300万円台から買える「スバル・インプレッサ WRX STi」から、世界に5台しかない「コルベット・グランドスポーツロードスター」や「フォード・GT40」、「ケーニッグゼグ・CCX」と、まさにピンキリ。最終的にオイシイ役どころはアメ車になってしまうのは仕方ないところですが、あのゴツい金庫は「ダッジ・チャージャー」じゃないと牽引できないでしょう。納得の配役ならぬ、納得の”配車”です。

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「x2」以降、GT-Rを愛車にしてきたブライアン。今回は…やっぱりGT-Rでした。ほんとにGT-R好きなのね。
しかも、激渋チョイスのハコスカ。登場シーンはブライアンとミアがスラム街に乗ってきた、物語序盤のほんの一瞬。
終盤にはR35GT-Rに乗り換えているようですが、やはりハコスカの存在感が頭を離れません。

当時の日本人体型に合わせたコンパクトな車体は現代で言うところの2シーター感覚であり、いまだ色褪せない斬新なデザインにブラックのボディーカラーは存在感アリアリです。

(序盤の愛車、スカイラインGT-R [KPGC10])
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(終盤の愛車、NISSAN GT-R [R35]。奥はドミニクのダッジ・チャレンジャー SRT8 → ラストシーンです)
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ハコスカとは歴代のスカイラインシリーズの中で1968~1972年に製造・販売されたC10型スカイラインのことで、”GT-R”グレードが設定された最初のスカイラインでもありました。
当初GT-Rは4ドアセダンをベース(PGC10)としていましたが、マイナーチェンジを経た後期型からは2ドアハードトップベースのGT-R(KPGC10)へと生まれ変わりました。

プロトタイプレーシングカーR380用レーシングエンジンをデチューンした2リッター直列6気筒DOHC24バルブ 「S20」はPGC10から踏襲するも、100mm以上広げられたトレッドや後輪独立懸架の採用、さらには2ドア化による70mmのホイールベース短縮により、これまでの4ドアセダンベースに比べ操縦性が格段に向上していました。

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劇中の設定では1972年式のスカイラインGT-Rで、リヤスポイラーとRSワタナベの8スポークホイールを装着、車高も幾分下がっているようですが、それ以外はノーマル然として見えます。当時の定番ドレスアップであったフロントのチンスポイラーは装着されていないようです。

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GT-R好きとして気になるのは、ただ一つ…

「ホンモノのGT-Rなのか? あるいは、GT-Xあたりの他GT系をGT-Rに造り変えた”なんちゃって”なのか?」

ハコスカGT-Rを見分けるポイントとしては、分かり易いところだと前後のGT-Rエンブレム、サーフィンラインをぶった切ったリヤのオーバーフェンダー、艶消し黒の砲弾型フェンダーミラーなどがありますが、これらは簡単に部品交換できますので、判定材料としては信憑性に欠けるところです。当然、劇中のハコスカにもこれらポイントは確認できます。
他にも、ウインドウガラスが全面無色透明(他GT系は青味のある熱線吸収タイプ)、リヤウインドウには曇り止めの熱線プリントが無い、余計なモール類が無いなど、簡素で無骨な装備がGT-Rの特徴であったりします。

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劇中シーンから判断するのはちょっと難しいので、プロモーション時の車両で検証してみます。劇中シーン同様にフロントグリル中央奥にシルバーの台形パーツ(オイルクーラー?)が確認でき、その他ポイントも劇中と酷似していますので、おそらく実際に撮影に使われたものと同一と推定されます。よく見ると、日本の古い車検適合シールが貼ってありますね。劇中シーン(上の画像)でもシールが確認できます。現行の小さな車検シールでないのが謎です。

(映画パンフレットの劇中車紹介では、この画像が使われているようです)
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(日本の古い車検適合シールが…いまどき見ないですね)
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…どうでしょう[冷や汗]

プロモーション時の車両を見る限り、残念ながらリヤガラスに熱線プリントらしきものが確認できますね[もうやだ~(悲しい顔)]ウインドウガラスにも色が付いてる気がします。普段使いの利便性からガラスを交換した…という線も考えられますが、ハコスカGT-Rであることを象徴する数少ないアイデンティティーをわざわざ交換するでしょうか。
一方で、他GT系の車両が透明ガラスに換えてGT-R風に見せる逆のパターンなら大いにあり得そうです。もし仮に今回の車両が本物のGT-Rでないとすれば、ガラス交換せずにエンブレムチューンだけでGT-Rに似せた車両ということになりますから、何とも安易なレプリカということになりますね。

(リヤウインドウに熱線プリントが確認できますね…)
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”GT-R”に対する憧れはどの世代のスカイラインにも共通したものがあり、R32のタイプMやGTS-4、R34のGT-TがGT-Rのパーツを流用して”R”の風貌を手に入れるドレスアップはよく見ますが、本物のGT-Rを(お金を掛けてまで)下級グレードの外観に似せるパターンは聞いたことがありません。せいぜい、「GT-Rエンブレム」を外して本物GT-Rであることを主張しない”さり気なさ”程度でしょうか。

エンジン見れば一発なんですがね~むしろエンジンの方こそ外見より中身で名機S20にスワップしてる可能性高いかもしれませんね。オイルクーラーらしきパーツも装着してることですし、手が入っているのは間違いないでしょう。
実はオイルクーラーではなくインタークーラーにも見えたりするのですが、NAのS20エンジンにインタークーラーは不要ですから、あるいはターボエンジン…例えばRB26DETTあたりが積まれてる可能性も大いにあったりして。

ここまで検証しておいて、「そもそも、プロモーション時のハコスカは本当に劇中のものと同一か?」
…疑問は尽きません。

ひとまず本稿では、劇中のハコスカは「本物のGT-Rではない!」と結論付けますが、なにぶん僕が生まれる以前の古いクルマですから、実車の知見に乏しい曖昧な見解はご勘弁下さい。ハコスカマニアの方、色々とご教授お願いします。

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【追記】 (Apr. 2012)
懇意にして頂いておりますPGC10(4ドアハコスカGT-R)実車オーナー様より色々とご教授いただきました。
上記「リヤガラス熱線プリント」以外のKPGC10判別ポイントについて、僕の見解も交えて列挙しますと、

・オリジナルの状態では、ヘッドレストは運転席にのみ標準装備されていた。
 → 劇中車では運転席・助手席ともに装備。後付けにて助手席側追加の可能性もあり、判断基準としては弱い。

・KPGC10オリジナルのバックミラーは昼夜切り替えができないタイプ。
 → 劇中車はミラー下方にレンズ切り替えレバー有り。つまり「昼夜切り替えタイプ」でGT-R本来の装備ではない。

・KPGC10ではラジオはオプション品で、ラジオを装着するとアンテナはリヤフェンダーに付く仕様だった。
 → 劇中車では運転席側Aピラーに付いているのでGT-Rではない。

とのことで、やっぱり「本物のGT-Rではない!」との結論に至りました。
バックミラーは盲点でしたね~わざわざ昼夜切り替えタイプに交換するメリットは無いでしょう!
ラジオのアンテナ位置に至っては、まさに目からウロコ!言われてみれば、リヤフェンダーからアンテナ伸びてるハコスカを見たことありました。アンテナが出ているところだけフェンダーが凹んでるんですよね。

なお、PGC10実車オーナー様の見解では、おそらくはGT-X改あたりの車両で、エンジン音も謎?(オリジナルのS20ではない)とのことでした。また小ネタとして、「劇中車装着のステアリングは日産のレースオプションにあったダットサンコンペ」との情報も頂きました。

この場を借りて、御礼申し上げます。

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すでに次回作「The Fast and The Furious 6」の公開(2013年予定)がアナウンスされていますが、はたして次回作でもブライアンはGT-Rに乗っているのか?

今回のハコスカがかなり奥の手に近いGT-Rでしたから、次に来るGT-Rは何なのか?
「MEGA MAX」の続編扱いであれば、チャイルドシートでも積んでいるのか?

非常に気になるところです。

なお、「ワイルドスピード」のGT-Rについては以下の記事でも言及しておりますので、よろしければご覧下さい。

【関連記事】
☆「ワイルドスピード x2」および「ワイルドスピードMAX」のR34GT-Rについて#1
☆「ワイルドスピード x2」および「ワイルドスピードMAX」のR34GT-Rについて#2

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今回ご紹介するGT-Rは、「ワイルドスピード MEGA MAX」のハコスカを観ていて真っ先に思い浮かんだこのモデル、CAR-NEL製1/43「日産 スカイライン 2000GT-R (KPGC10) Special Customized Edition」です。カラーはシルバーとブラックがあり、限定数は各々1500。

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(台座のGT-Rエンブレムが洒落てます)
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CAR-NEL(カーネル)は、ミニカーショップ「ヒコセブン」が展開するプライベートブランドで、“こだわりのミニチュアカー”をコンセプトに、これまでモデル化されたことのない車を中心にコレクションを楽しくするような“オモシロイ、珍しい、カッコイイ”こだわりのあるモデルを展開する、完全限定生産のブランドです。ベースは京商製で、細かいディテールアップを施すことで、既存モデルとの差別化を図っています。

今回のモデルは、伝説の名車・スカイラインGT-R(KPGC10)をベースに、ワークス仕様のフロントチンスポイラーと大型のフロントフェンダー、RSワタナベ・8スポークホイールの定番ドレスアップに、通常の京商モデルより低く調整した車高が特徴のカスタマイズモデル。そしてなんと言っても、ブライアン号を髣髴(ほうふつ)させるブラックボディー。僕が記憶する限り、ブラックのハコスカGT-Rはこのモデル以外思い浮かびません。

ハコスカをモデル化する場合、大抵のメーカーはシルバーとホワイトを設定します。稀にレッドかブラウンがラインナップに加わるくらいでしょうか。各メーカー様、次回ハコスカをモデル化する際はぜひともブラックを設定して頂けると売り上げも伸びるのではないでしょうか[グッド(上向き矢印)][わーい(嬉しい顔)]

(ワイパーにはエッチングパーツが使われてます)
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(まさに、「ハコ(箱)スカ」ですね)
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(リヤ周りはシンプルで独特の雰囲気がありますね)
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黒のハコスカ…ミニカーで眺めても惚れ惚れしてしまいます。

ブライアン号と比べ、①フロント下部にチンスポイラーが有り、②フロントにも大型のフェンダーを装着、③ホイールのリムがポリッシュ仕上げとなっているものの、全体の雰囲気は劇中のブライアン号のイメージそのままでカッコイイです。

(劇中では、ホイールのセンターキャップも赤ですね)
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厳密なモデル構成で言えばエブロ製「NISSAN SKYLINE GT-R KPGC10 with alloy wheel (SILVER)」[No.44311]がブライアン号のスタイルそのままなのですが、残念ながら色はシルバーのみ。そして車高も若干高め。

エブロ製ハコスカはまだ在庫がありそうですから、ブラックに自家塗装してブライアン号にするのも有りでしょう。一方のカーネル製ハコスカは既に絶版でほとんど見かけませんので、大変貴重です。フロントのチンスポイラーを折ってブライアン号に…といった荒業は怖くてできません。

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モデル自体の出来ですが、大型のフェンダーがかろうじて威圧感を出してはいるものの、ボディーだけ見ると迫力が無いというか(笑)、ボディーラインのメリハリが弱くて、どちらかと言えばエブロ製の方がエッヂが効いてシャープなボディーラインに見えるのですが、逆にその”ゆるい”ボディーラインが古き良き「昭和のクルマ」らしくてイイ味だしてます。
あるいは、塗装が厚ぼったいせいで”ゆるく”見えてるだけなのかも…
なんだか「褒めてる」のか「けなしてる」のか分かりませんが、全体的にトゲトゲしさがなくて僕は好きですね。

(上記劇中シーン[映画]をイメージしたアングルで撮影してみました)
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ただ、細かい部分の処理はお粗末ですね~
フロントフェンダー後方のGTバッチなんかスケール感が滅茶苦茶なのはもとより、ブラックボディーに黒文字で「Skyline」は全く見えません。シルバーボディーに映えるよう黒文字を採用したのが裏目に出た感じです。サイドウインカーも塗装処理で立体感はまるで無し。

(角度によって、やっと「Skyline」の文字が見えます…)
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気持ちよくミニカーを眺めていても、こういったスケール感台無しの”コスト最優先”的な処理がミニカーを”おもちゃ”に見せてしまうんですよね[バッド(下向き矢印)]
1/43と小スケールで作業が細かいですし、「製造コスト」と「売価」との兼ね合いもありますから、ウインカーひとつとっても作業工程を増やすのは大変な事くらいよく分かっているつもりですが…せっかくの良い題材なだけに、残念です。

まじまじと細かいディテールを眺めるのではなく、クルマ全体が醸し出す雰囲気を感じ取るのであれば、ハコスカが持つノスタルジックなオーラを存分に楽しめるモデルではないでしょうか。

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「独断と偏見」によるモデル評価

・プロポーション:★★★☆☆
 シャープな造形とは言えませんが、その”ほわっ”っとした雰囲気が「昭和」を醸し出していて、個人的には◎
 細部を気にしないのであれば、ハコスカ特有のノスタルジックなオーラは充分出ていると思います。

・レア度:★★★☆☆
 2008年10月下旬発売。Web上ショップでは完売ですが、根気よく探せば店頭に残っている可能性ありです。

・プレミア(相場):★★☆☆☆
 まだ比較的定価に近い値段で入手できるのではないでしょうか。
 
※ご参考まで…
 現在の平均相場:「当時の定価」×「の数」


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