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【エブロ 1/43】日産 スカイラインGT-R (KPGC10) ハコスカ [1971] [エブロ]

Model
NISSAN SKYLINE GT-R KPGC10 1971 One of 3000pcs.

Model No.
43581(SILVER)
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43582(WHITE)
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「ありがとう、櫻井眞一郎 さん」

スカイラインの父・櫻井眞一郎氏に哀悼の意を表して

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櫻井眞一郎氏が開発を担当された第一世代GT-Rで真っ先に思い浮かぶのは、やはり「ハコスカ」です。

1969年2月に登場した4ドアセダンベースの初代GT-R(PGC10)のさらなる運動性能向上を求め、1970年10月、ボディを2ドアハードトップに変更した2代目スカイラインGT-R(KPGC10)が登場。パワーユニットは、プリンス自動車工業が開発した純プロトタイプレーシングカーR380に搭載されていたGR8型エンジンをディチューンした直列6気筒S20型エンジン。スペックは、ハイオク仕様:160ps/7000rpm, 18.0kgm/5600prm、レギュラー仕様:155ps/7000rpm, 17.6kgm/5600rpm。最高速度:200km/h(レギュラー仕様:195 km/h)と発表されていた。

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2ドアハードトップとなったことでホイールベースが70mm短縮、車両重量が20kg軽減され運動性能が大幅に向上、レーシング仕様のGT-Rにもその恩恵は現れ、国内レース・栄光の49連勝達成の原動力となった。

ワイドタイヤ装着のため、基準車リヤフェンダーにデザインされた「サーフィンライン」を大胆にカットし埋め込まれたオーバーフェンダーが外観上とても特徴的です。市販車の総生産台数1197台、当時の価格で150万円。ちなみに、大卒男子の初任給が4万円の時代です・・・

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モデルの方は、オプション設定にあったフロントのチンスポイラーおよびリアトランクスポイラー、そしてこの時代の定番「RSワタナベ」の8スポーク・アロイホイールを装着したドレスアップパージョンを再現しています。もはや、ハコスカと言えばこのスタイルが定着していますね。

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この斬新なフロントマスク、そして、まさに「ハコ」のボディーライン…今の時代でもかなりイケてます。
「ザクッ[あせあせ(飛び散る汗)]」っとぶった切ったリアのサーフィンラインに、無理やり押し込まれたオーバーフェンダーがまた男臭くて。。

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パッと見「座イス」のように見える純正シートも、実はバケットシートなんです。リクライニングできません。スパルタンなインパネ周りやシート形状などもよく再現されています。
ちなみに実車にはエアコンも装着されていませんでした。超硬派ですね~

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んん~カッコイイです[わーい(嬉しい顔)][グッド(上向き矢印)]

110126i.jpg

エブロからは、「チンスポイラーレス+スチールホイール」仕様のカタログモデルも発売されていますが、今回ご紹介のドレスアップモデルと比べると全然大人しく見えてしまいますね。

110126j.jpg

また近年、「チンスポイラーレス+ワタナベホイール」仕様のKPGC10がシルバーのみ生産されました。
このあたりのモデルについても、追々ご紹介するつもりです。

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ブログタイトルの通り、僕にとっては まさに「No GT-R, No Life!」なんです。
GT-Rがあったから、スカイラインがあったから、今の僕が在るといっても過言ではありません。
GT-Rがあったから、スカイラインがあったから、僕の人生がどれだけ豊かになれたことか[ほっとした顔]

僕が生まれる以前、すでに日本国内のレースを席巻していたGT-R、櫻井眞一郎氏が魂と情熱を注ぎ込んだそのGT-Rを目標にBNR32が誕生し、BCNR33、BNR34へと熟成が成された第二世代GT-R、そして新生GT-Rへとその魂と情熱は受け継がれ、いつまでも我々クルマ好きの心を捉えてやまないんだと思います。

110126k.jpg

いつまでも、いつまでも、櫻井眞一郎氏の魂と情熱は受け継がれます。

ほんとうに、ほんとうに、ありがとう。

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「独断と偏見」によるモデル評価

・プロポーション:★★★★★
 個人的なデザインの好みもあり、満点あげちゃいます。
 しいてマイナスポイントを挙げるなら、ホイールでか過ぎ。
 カッコイイのですが、この時代のクルマは大径ホイールなんて履いてないよなぁ…

・レア度:★★★☆☆
 ワタナベホイールVer.は定番の人気モデル。
 ちょくちょく少量が再生産されてますが、いつの間にか市場から消えてます。

・プレミア(相場):★★☆☆☆
 人気薄のロードカーの中、相場にプレミアが付いてるのはハコスカとR34Nur&N1くらいではないでしょうか。

※ご参考まで…
 現在の平均相場:「当時の定価」×「の数」


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<ご注意>
本ブログの内容は、筆者の独断により記事化しております。事実と反することや間違いがあるかもしれません。そのような観点からも、本内容についてメーカーさんへの問い合わせはご遠慮ください。その点をご理解の上、楽しく読んで頂ければ幸いです。

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