【インターアライド 1/43】トミーカイラR (R34) [1999] [インターアライド]
Model
Tommykaira R (R34)
Model No.
RDM-001B
RDM-001R
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1999年1月8日、東京オートサロンの会場にてR34型GT-R(BNR34)の公式お披露目がされましたが、なんとお披露目されたその日には、すでに会場のあちこちでチューンやドレスアップを受けたR34が展示されていました。
なんでも、NISMOやIMPULなど日産と繋がりの深いブランド、マインズやBLITZなどの著名なメーカーやショップさんには事前にデリバリーが為されていたようです。R35の時のような厳戒態勢とは全然違いますね
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気に入ったパーツを装着して自分流にチューニングしていくのはクルマの一つの楽しみ方ですが、メーカーやショップがトータルコーディネートしたマシン(コンプリートカー)に乗るというのも、一つの醍醐味だと思います。
最高の動力性能を追求しつつ乗り味や耐久性など、各ショップが提案するコンセプトが具現化された究極の一台。
今回ご紹介する「Tommykaira(トミーカイラ)」は、R31の時代からチューンド・スカイラインのコンプリートカーを世に送り出してきた名手。創業者である富田義一氏と解良喜久雄氏が送り出すコンプリートカーは、「速さ・乗り味・スタイル」がバランスされた”上質”そのもの。ブランド名「トミーカイラ」は創業者お二人の名前にちなんだものです。
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トミーカイラが満を持して登場させたBNR34ベースのコンプリートカーが、この「Tommykaira R」です。
最強バージョンのR-z(530ps)を筆頭に、R-s(425ps)、R(370ps)の3種が存在。
排気量を2700ccにまでアップ、タービン、クランクシャフト、コンロッド、ピストンの見直しを図り、専用のFバンパーにFフェンダー、多段ウイングなどの空力パーツも充実。足周りも当時としては珍しい275/30-19の超扁平タイヤ、マグネシウム鍛造ホイールなどを奢った、見た目にもスペシャルな1台でした。
当時の新車価格[税別]
R-z:¥1050万
R-s(V-specベース):¥858万
R-s(標準車ベース):¥798万
R(V-specベース):¥735.7万
R(標準車ベース):¥678万
その後、若干値上がったような…
たしか、日産ディーラーからも新車オーダー出来た記憶がありました。ディーラーにカタログが置いてあったと思います。
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最強バージョンの”R-z”。現存台数は十数台だそうです。(以前に実車を拝見させて戴く機会がありました)
530psのRB26改→27です。
特徴的なリアウイングが後続車を威圧します。トランク右上の「R」エンブレムが碧色なのがR-zの証しだったと思います(間違ってたらゴメンナサイ)
「PRO-R 19inch」 アルミより軽量で高価なマグネシウム鍛造削りだし1ピースホイール。
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このスペシャルなGT-Rを唯一モデル化しているのが、インターアライドの「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ。トミーカイラのほかにも、マインズやBLITZ、C-west、Do-Luckなど、当時のチューニングR34が軒並みモデル化されました。
残念なことに、内装レスのブラックウィンドウ、タイヤもボディー一体成型のコールドキャストモデルでしたが、トミーカイラRのダイナミックな雰囲気は充分に再現されていると思います。
このFバンパーや多段ウイングは、N1にも実戦投入されました。ウイングはダウンフォースが強力で、トランクが凹むとか。Fフェンダーは、純正ノーマルがアーチ型のオーバーフェンダー形状であるのに対し、トミーカイラではリアフェンダーと似たブリスターフェンダーになっているのが特徴。
特徴的なホイールの造形も、きちんと掴んでいます。
なにより、唯一「トミーカイラRをモデル化したミニカー」、それだけでも充分価値があると思います。
実車では、このレッドのトミーカイラRは日本に現存しない(海外?)と聞いたことがありましたが、ご存知の方、情報提供宜しくお願いいたします。
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「独断と偏見」によるモデル評価
・プロポーション:★★☆☆☆
全体のバランスは悪くないと思います。コールドキャスト製なんで、細部のディテールは仕方ないですかね…
・レア度:★★★☆☆
圧倒的にモノは少ないはずですが…
たまに、ミニカー屋の特売ワゴンで見かけます(笑
・プレミア(相場):★★☆☆☆
現存数は少ないのですが、現代ミニカーの造詣レベルと比べると見劣りするため人気はイマイチ。
唯一無二の「トミーカイラR」モデルであることを評価。
※ご参考まで…
現在の平均相場:「当時の定価」×「★の数」
<ご注意>
本ブログの内容は、筆者の独断により記事化しております。事実と反することや間違いがあるかもしれません。そのような観点からも、本内容についてメーカーさんへの問い合わせはご遠慮ください。その点をご理解の上、楽しく読んで頂ければ幸いです。
Tommykaira R (R34)
Model No.
RDM-001B
RDM-001R
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1999年1月8日、東京オートサロンの会場にてR34型GT-R(BNR34)の公式お披露目がされましたが、なんとお披露目されたその日には、すでに会場のあちこちでチューンやドレスアップを受けたR34が展示されていました。
なんでも、NISMOやIMPULなど日産と繋がりの深いブランド、マインズやBLITZなどの著名なメーカーやショップさんには事前にデリバリーが為されていたようです。R35の時のような厳戒態勢とは全然違いますね
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気に入ったパーツを装着して自分流にチューニングしていくのはクルマの一つの楽しみ方ですが、メーカーやショップがトータルコーディネートしたマシン(コンプリートカー)に乗るというのも、一つの醍醐味だと思います。
最高の動力性能を追求しつつ乗り味や耐久性など、各ショップが提案するコンセプトが具現化された究極の一台。
今回ご紹介する「Tommykaira(トミーカイラ)」は、R31の時代からチューンド・スカイラインのコンプリートカーを世に送り出してきた名手。創業者である富田義一氏と解良喜久雄氏が送り出すコンプリートカーは、「速さ・乗り味・スタイル」がバランスされた”上質”そのもの。ブランド名「トミーカイラ」は創業者お二人の名前にちなんだものです。
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トミーカイラが満を持して登場させたBNR34ベースのコンプリートカーが、この「Tommykaira R」です。
最強バージョンのR-z(530ps)を筆頭に、R-s(425ps)、R(370ps)の3種が存在。
排気量を2700ccにまでアップ、タービン、クランクシャフト、コンロッド、ピストンの見直しを図り、専用のFバンパーにFフェンダー、多段ウイングなどの空力パーツも充実。足周りも当時としては珍しい275/30-19の超扁平タイヤ、マグネシウム鍛造ホイールなどを奢った、見た目にもスペシャルな1台でした。
当時の新車価格[税別]
R-z:¥1050万
R-s(V-specベース):¥858万
R-s(標準車ベース):¥798万
R(V-specベース):¥735.7万
R(標準車ベース):¥678万
その後、若干値上がったような…
たしか、日産ディーラーからも新車オーダー出来た記憶がありました。ディーラーにカタログが置いてあったと思います。
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最強バージョンの”R-z”。現存台数は十数台だそうです。(以前に実車を拝見させて戴く機会がありました)
530psのRB26改→27です。
特徴的なリアウイングが後続車を威圧します。トランク右上の「R」エンブレムが碧色なのがR-zの証しだったと思います(間違ってたらゴメンナサイ)
「PRO-R 19inch」 アルミより軽量で高価なマグネシウム鍛造削りだし1ピースホイール。
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このスペシャルなGT-Rを唯一モデル化しているのが、インターアライドの「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ。トミーカイラのほかにも、マインズやBLITZ、C-west、Do-Luckなど、当時のチューニングR34が軒並みモデル化されました。
残念なことに、内装レスのブラックウィンドウ、タイヤもボディー一体成型のコールドキャストモデルでしたが、トミーカイラRのダイナミックな雰囲気は充分に再現されていると思います。
このFバンパーや多段ウイングは、N1にも実戦投入されました。ウイングはダウンフォースが強力で、トランクが凹むとか。Fフェンダーは、純正ノーマルがアーチ型のオーバーフェンダー形状であるのに対し、トミーカイラではリアフェンダーと似たブリスターフェンダーになっているのが特徴。
特徴的なホイールの造形も、きちんと掴んでいます。
なにより、唯一「トミーカイラRをモデル化したミニカー」、それだけでも充分価値があると思います。
実車では、このレッドのトミーカイラRは日本に現存しない(海外?)と聞いたことがありましたが、ご存知の方、情報提供宜しくお願いいたします。
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「独断と偏見」によるモデル評価
・プロポーション:★★☆☆☆
全体のバランスは悪くないと思います。コールドキャスト製なんで、細部のディテールは仕方ないですかね…
・レア度:★★★☆☆
圧倒的にモノは少ないはずですが…
たまに、ミニカー屋の特売ワゴンで見かけます(笑
・プレミア(相場):★★☆☆☆
現存数は少ないのですが、現代ミニカーの造詣レベルと比べると見劣りするため人気はイマイチ。
唯一無二の「トミーカイラR」モデルであることを評価。
※ご参考まで…
現在の平均相場:「当時の定価」×「★の数」
<ご注意>
本ブログの内容は、筆者の独断により記事化しております。事実と反することや間違いがあるかもしれません。そのような観点からも、本内容についてメーカーさんへの問い合わせはご遠慮ください。その点をご理解の上、楽しく読んで頂ければ幸いです。
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