【インターアライド 1/43】ヴェイルサイドR34 STREET DRAG [1999] [インターアライド]
Model
VeilSide R34 STREET DRAG
Model No.
VSM-001
------------------------------
前回に引き続き、チューニングマシンを。
「VeilSide(ヴェイルサイド)」は、その特徴的な外装エアロパーツで有名なショップさんです。映画「ワイルドスピード」ではヴェイルサイド・エアロを装着した車両が多数登場していたことでも、海外での知名度は抜群かと思います。ブランド名は代表の横幕宏尚氏の名前にちなんだものだとか「横(Side)⇔幕(Veil)」。
今回ご紹介するGT-Rは、ヴェイルサイドが1999/11/27にニュージーランド・ゴールデンスプリングスにて日本車公道世界最速記録:346.2km/hを樹立した「R34 STREET DRAG」です。
ドライバーは、「OPTION」誌や「東京オートサロン」、「D1グランプリ」の創始者である稲田大二郎氏。コースは牧場の私道を封鎖した6kmの直線で、計測区間1kmの平均速度を記録とするもの。
狭い2車線で中央が盛り上がったカマボコ状のコースで、スピードが上がるとステアリングが左右に取られたそうで。。しかも当日の天候は小雨だったとか。なかなか大変だったようです。
------------------------------
最高出力:1360ps、最大トルク:118kg・m
排気量は2628ccにスケールアップされタービンはギャレット製のHKS GT3240×2、ミッションはホリンジャーの6速MT。足回りのセッティングは特にリアが柔らかく、トラクション重視のドラッグ仕様。
空力を意識したかなり個性的なエアロで、空気抵抗を極力抑えつつ、最低限のダウンフォースが得られるよう低くセッティングされたリアウイングは完全に最高速仕様。走行中にトランクが開かないよう(バンパーが落ちないよう?)補強金具が付いているのが確認できますね。
パワステが取り払われていたようで、GT-Rの極太タイヤをパワステ無しで操舵するには、かなりの腕力が必要ではないかと。。300km/h領域での運転は、まさに恐怖でしょうね
------------------------------
このスペシャルなGT-Rを唯一モデル化しているのが、インターアライドの「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ。
内装レスのブラックウィンドウ、タイヤもボディー一体成型でディテールに欠けてしまうのが残念な反面、これだけバリエーションに富んだR34ラインナップを充実できたのは、安価で大量に生産できるコールドキャストモデルの強みかもしれません。
前回ご紹介の「トミーカイラR」とはまた異なるボディーラインで、かなり個性的なフロント周り、低く構えたリアウイング、トランクの補強金具も手抜きせずにきちんと再現しております。
ボディーサイドのデカールやホイールの造形など、他のR34モデルとはきちんと差別化が為されており、かなり頑張っていると思います。
なぜか、この「VeilSide」モデルのみ台座がカーボン地なんです。文字もキラキラ仕様で、外箱もヴェイルサイド特注。実車同様、他のモデルに比べ少し浮いてしまうくらい華やかな仕様になってます。
このエアロはストリート向けにも販売されていたみたいですが…装着しているクルマは見たことありませんね
------------------------------
「独断と偏見」によるモデル評価
・プロポーション:★★☆☆☆
かなりアクの強いエアロですね…カッコイイとは思えませんが、雰囲気はよく掴んでいます。
コールドキャスト製でディテールに欠けるところは致し方ないところ。
・レア度:★★☆☆☆
生産数はそれほど多くないはずですが、売れ残っているせいかマメにショップを探せば発見可能。
・プレミア(相場):★☆☆☆☆
このクセの有るエアロのせいか、人気は無いと言った方がいいかも
ただ、「トミーカイラ」の時と同様、唯一無二のVeilSide R34ということを評価します。
※ご参考まで…
現在の平均相場:「当時の定価」×「★の数」
<ご注意>
本ブログの内容は、筆者の独断により記事化しております。事実と反することや間違いがあるかもしれません。そのような観点からも、本内容についてメーカーさんへの問い合わせはご遠慮ください。その点をご理解の上、楽しく読んで頂ければ幸いです。
VeilSide R34 STREET DRAG
Model No.
VSM-001
------------------------------
前回に引き続き、チューニングマシンを。
「VeilSide(ヴェイルサイド)」は、その特徴的な外装エアロパーツで有名なショップさんです。映画「ワイルドスピード」ではヴェイルサイド・エアロを装着した車両が多数登場していたことでも、海外での知名度は抜群かと思います。ブランド名は代表の横幕宏尚氏の名前にちなんだものだとか「横(Side)⇔幕(Veil)」。
今回ご紹介するGT-Rは、ヴェイルサイドが1999/11/27にニュージーランド・ゴールデンスプリングスにて日本車公道世界最速記録:346.2km/hを樹立した「R34 STREET DRAG」です。
ドライバーは、「OPTION」誌や「東京オートサロン」、「D1グランプリ」の創始者である稲田大二郎氏。コースは牧場の私道を封鎖した6kmの直線で、計測区間1kmの平均速度を記録とするもの。
狭い2車線で中央が盛り上がったカマボコ状のコースで、スピードが上がるとステアリングが左右に取られたそうで。。しかも当日の天候は小雨だったとか。なかなか大変だったようです。
------------------------------
最高出力:1360ps、最大トルク:118kg・m
排気量は2628ccにスケールアップされタービンはギャレット製のHKS GT3240×2、ミッションはホリンジャーの6速MT。足回りのセッティングは特にリアが柔らかく、トラクション重視のドラッグ仕様。
空力を意識したかなり個性的なエアロで、空気抵抗を極力抑えつつ、最低限のダウンフォースが得られるよう低くセッティングされたリアウイングは完全に最高速仕様。走行中にトランクが開かないよう(バンパーが落ちないよう?)補強金具が付いているのが確認できますね。
パワステが取り払われていたようで、GT-Rの極太タイヤをパワステ無しで操舵するには、かなりの腕力が必要ではないかと。。300km/h領域での運転は、まさに恐怖でしょうね
------------------------------
このスペシャルなGT-Rを唯一モデル化しているのが、インターアライドの「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ。
内装レスのブラックウィンドウ、タイヤもボディー一体成型でディテールに欠けてしまうのが残念な反面、これだけバリエーションに富んだR34ラインナップを充実できたのは、安価で大量に生産できるコールドキャストモデルの強みかもしれません。
前回ご紹介の「トミーカイラR」とはまた異なるボディーラインで、かなり個性的なフロント周り、低く構えたリアウイング、トランクの補強金具も手抜きせずにきちんと再現しております。
ボディーサイドのデカールやホイールの造形など、他のR34モデルとはきちんと差別化が為されており、かなり頑張っていると思います。
なぜか、この「VeilSide」モデルのみ台座がカーボン地なんです。文字もキラキラ仕様で、外箱もヴェイルサイド特注。実車同様、他のモデルに比べ少し浮いてしまうくらい華やかな仕様になってます。
このエアロはストリート向けにも販売されていたみたいですが…装着しているクルマは見たことありませんね
------------------------------
「独断と偏見」によるモデル評価
・プロポーション:★★☆☆☆
かなりアクの強いエアロですね…カッコイイとは思えませんが、雰囲気はよく掴んでいます。
コールドキャスト製でディテールに欠けるところは致し方ないところ。
・レア度:★★☆☆☆
生産数はそれほど多くないはずですが、売れ残っているせいかマメにショップを探せば発見可能。
・プレミア(相場):★☆☆☆☆
このクセの有るエアロのせいか、人気は無いと言った方がいいかも
ただ、「トミーカイラ」の時と同様、唯一無二のVeilSide R34ということを評価します。
※ご参考まで…
現在の平均相場:「当時の定価」×「★の数」
<ご注意>
本ブログの内容は、筆者の独断により記事化しております。事実と反することや間違いがあるかもしれません。そのような観点からも、本内容についてメーカーさんへの問い合わせはご遠慮ください。その点をご理解の上、楽しく読んで頂ければ幸いです。
こんばんは!
インターアライドのこのシリーズ,ヴェルサイド一台だけを所有しています。
コールドキャストにしては価格が割高な感じがしたのと,バリエーションの多さに手が出ませんでした。
唯一特価品で売りに出ていたので,この一台だけを手に入れました。
そういうわけで,ほとんどが未所有のこのシリーズの紹介,本当に楽しみです!
by ヒデちゃん (2011-02-10 18:45)
>ヒデちゃん さん
楽しく読んで頂いて、大変うれしいです。
たしか、当時のエブロと同価格でしたよね。同じ値段でこの出来では…と僕も当初はスルーしていました。
某ショップにてトミーカイラRが1台¥980で叩き売りされていたのを機に集め始めましたが、結局トミーカイラとヴェイルサイド以外は値引きなしで購入しました。意外と人気があったのか?他のモデルは最後まで安くなりませんでしたね~
初代のニスモフェスティバル限定ミニカーもこのシリーズから登場しましたし、今現在でもチューニングカーを題材にしたシリーズは他に類を見ませんから、大変貴重なラインナップかもしれませんね。
by GT-Rマニア (2011-02-11 02:43)