【インターアライド 1/43】Mine's R34 [インターアライド]
Model
Mine's R34
Model No.
RDM-007
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「Mine's(マインズ)」は、自動車用チューニングパーツの開発・販売ならびに取り付け・セッティング調整を行う国内有数のチューニングショップです。代表の新倉通蔵氏は元ブリジストンにお勤めだったそうで、ブリジストン勤務時代からクルマのチューニングに興味を持ち始め、独立し1985年にマインズを設立されたそうです。
マインズといえば、メーカーの技術やノウハウが結集した”ブラックBOX”であるエンジンコントロールユニット(ECU)の徹底解析に成功し一躍有名になりました。
現代におけるどんな自動車も、このECU無しでは単なる「車輪付きの鉄の塊」に過ぎません。ECUに組み込まれた制御プログラムがあって初めて、その「鉄の塊」は「クルマ」としての機能を発揮します。
市販ノーマルカーのECUは、あらゆる場面を想定し、どんな環境でも「安全性と信頼性」を最優先に動くようプログラムされています。どんな状況でも”それなり”の性能を発揮するノーマルECUは大変優秀なのですが、スポーツカーはもちろんミニバンやコンパクトカーでも、エンジン本来の実力はかなり抑え込まれています。
これはどんな状況でも…春夏秋冬あらゆる温・湿度環境にて、免許取り立ての若葉マークドライバーから高齢者ドライバーまで、誰がいつどこで運転しても率なく安全に動くようバランスされた結果なのです。
ですが、ユーザーの用途は多種多様。。街乗りでもっと軽快に走りたい、サーキット走行を楽しみたい、もっとレスポンスがあれば、もっとパワーがあれば…
つまりECUのプログラムを解析し書き換えるということは、純正の優れた機能を生かしつつ、ユーザーの目的とする用途やフィーリングにクルマを仕上げることができるということです。同社ではオリジナルECU「VX-ROM」を開発し、性能と安全性を両立した、ノーマルとは一味違った気持ちの良い”Mine's World”を提供しています。
「美しくて、速いクルマをつくる」
これはマインズ創立当初からの不変の哲学。派手なクルマの多いチューニングカーの中で、シンプルなボディを携え、外見はノーマルとほとんど変わらないのに、乗ると速い。それが、マインズの目指すチューニングです。
「美しく速いクルマ」の評判は海外にまで轟いており、映画「ワイルドスピード」シリーズではGT-Rを駆るブライアン役を演じ、プライベートでもGT-R大好きの俳優ポール・ウォーカーは、映画のプロモーションで来日した際に横須賀にあるマインズを表敬訪問しています。今後はポールのGT-Rも手がけていくんだとか。
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今回ご紹介するGT-Rは、マインズのR34デモカー「Mine's BNR34 GT-R N1 base」です。BNR34のN1仕様車をベースにマインズコンプリートエンジン・ステージⅡ(HKS製 GT2530タービン x 2)を搭載、最高出力600ps、最大トルク60kgmを発生します。駆動系から足回り、ブレーキ、エクステリアに至るまで、全てにマインズの哲学が息づいた一台です。ショップ対抗のチューニングバトルではいつも上位に名を連ね、最速の名を欲しいままにしました。
マインズといえばオリジナルECUの「VX-ROM」と並んで、カーボンパーツの印象も強いです。何でもカーボンですプロペラシャフトまでカーボン製。
カーボンを用いることでルックスがスパルタンになりカッコイイのですが、なによりマインズが軽量化にこだわっているのが感じ取れます。速さの秘密はこのあたりにも関係してるかもしれませんね。
それにしても、この凛とした 佇まい。。見とれてしまう美しさです
(TE37を履いた姿はかなり珍しい。本気のアタック仕様はこれ?)
マインズのR34デモカーには「ストリートバージョン」もありましたが、R35が登場する少し前に売りに出され、程なく”SOLD OUT”したのを覚えています。売りに出された当初、本気で乗り替えようかと考えましたが…
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このスペシャルなGT-Rを唯一モデル化しているのが、毎度おなじみインターアライドの「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ。
シンプルな純白のボディーが、マインズのコーポレートカラーです。
筆記体で描かれた「Mine's」のロゴが、モダンさを演出しています。
オールカーボン製のリヤウイングに、トランクスポイラー…残念ながら単なる黒のベタ塗りです
このシリーズの「Do-Luck R34」同様、カーボン張りだったら良かったのですが。
ホイールは、天下のBBS製マグネシウム鍛造1ピース「Mine's RE-Mg」マインズ専売の特注品です。
マインズのGT-Rを見るたびに「Simple is best !」を感じるとともに、純正ボディーラインの美しさを再認識します。
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「独断と偏見」によるモデル評価
・プロポーション:★★☆☆☆
細部の塗装に甘さを感じますが、まぁ、雰囲気は掴んでいます。
シリーズ中、仕上げは悪い部類に入るかも。白と黒でコントラストがはっきりしてるせいか、粗が目立ちます。
・レア度:★★★☆☆
他の「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ同様、数は少ないですが根気よく探せば発見可能です。
・プレミア(相場):★★☆☆☆
「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ中、一番の人気モデルです。
他のモデルに比べ、相場は少しだけ高く推移しています。
※ご参考まで…
現在の平均相場:「当時の定価」×「★の数」
<ご注意>
本ブログの内容は、筆者の独断により記事化しております。事実と反することや間違いがあるかもしれません。そのような観点からも、本内容についてメーカーさんへの問い合わせはご遠慮ください。その点をご理解の上、楽しく読んで頂ければ幸いです。
Mine's R34
Model No.
RDM-007
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「Mine's(マインズ)」は、自動車用チューニングパーツの開発・販売ならびに取り付け・セッティング調整を行う国内有数のチューニングショップです。代表の新倉通蔵氏は元ブリジストンにお勤めだったそうで、ブリジストン勤務時代からクルマのチューニングに興味を持ち始め、独立し1985年にマインズを設立されたそうです。
マインズといえば、メーカーの技術やノウハウが結集した”ブラックBOX”であるエンジンコントロールユニット(ECU)の徹底解析に成功し一躍有名になりました。
現代におけるどんな自動車も、このECU無しでは単なる「車輪付きの鉄の塊」に過ぎません。ECUに組み込まれた制御プログラムがあって初めて、その「鉄の塊」は「クルマ」としての機能を発揮します。
市販ノーマルカーのECUは、あらゆる場面を想定し、どんな環境でも「安全性と信頼性」を最優先に動くようプログラムされています。どんな状況でも”それなり”の性能を発揮するノーマルECUは大変優秀なのですが、スポーツカーはもちろんミニバンやコンパクトカーでも、エンジン本来の実力はかなり抑え込まれています。
これはどんな状況でも…春夏秋冬あらゆる温・湿度環境にて、免許取り立ての若葉マークドライバーから高齢者ドライバーまで、誰がいつどこで運転しても率なく安全に動くようバランスされた結果なのです。
ですが、ユーザーの用途は多種多様。。街乗りでもっと軽快に走りたい、サーキット走行を楽しみたい、もっとレスポンスがあれば、もっとパワーがあれば…
つまりECUのプログラムを解析し書き換えるということは、純正の優れた機能を生かしつつ、ユーザーの目的とする用途やフィーリングにクルマを仕上げることができるということです。同社ではオリジナルECU「VX-ROM」を開発し、性能と安全性を両立した、ノーマルとは一味違った気持ちの良い”Mine's World”を提供しています。
「美しくて、速いクルマをつくる」
これはマインズ創立当初からの不変の哲学。派手なクルマの多いチューニングカーの中で、シンプルなボディを携え、外見はノーマルとほとんど変わらないのに、乗ると速い。それが、マインズの目指すチューニングです。
「美しく速いクルマ」の評判は海外にまで轟いており、映画「ワイルドスピード」シリーズではGT-Rを駆るブライアン役を演じ、プライベートでもGT-R大好きの俳優ポール・ウォーカーは、映画のプロモーションで来日した際に横須賀にあるマインズを表敬訪問しています。今後はポールのGT-Rも手がけていくんだとか。
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今回ご紹介するGT-Rは、マインズのR34デモカー「Mine's BNR34 GT-R N1 base」です。BNR34のN1仕様車をベースにマインズコンプリートエンジン・ステージⅡ(HKS製 GT2530タービン x 2)を搭載、最高出力600ps、最大トルク60kgmを発生します。駆動系から足回り、ブレーキ、エクステリアに至るまで、全てにマインズの哲学が息づいた一台です。ショップ対抗のチューニングバトルではいつも上位に名を連ね、最速の名を欲しいままにしました。
マインズといえばオリジナルECUの「VX-ROM」と並んで、カーボンパーツの印象も強いです。何でもカーボンですプロペラシャフトまでカーボン製。
カーボンを用いることでルックスがスパルタンになりカッコイイのですが、なによりマインズが軽量化にこだわっているのが感じ取れます。速さの秘密はこのあたりにも関係してるかもしれませんね。
それにしても、この凛とした 佇まい。。見とれてしまう美しさです
(TE37を履いた姿はかなり珍しい。本気のアタック仕様はこれ?)
マインズのR34デモカーには「ストリートバージョン」もありましたが、R35が登場する少し前に売りに出され、程なく”SOLD OUT”したのを覚えています。売りに出された当初、本気で乗り替えようかと考えましたが…
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このスペシャルなGT-Rを唯一モデル化しているのが、毎度おなじみインターアライドの「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ。
シンプルな純白のボディーが、マインズのコーポレートカラーです。
筆記体で描かれた「Mine's」のロゴが、モダンさを演出しています。
オールカーボン製のリヤウイングに、トランクスポイラー…残念ながら単なる黒のベタ塗りです
このシリーズの「Do-Luck R34」同様、カーボン張りだったら良かったのですが。
ホイールは、天下のBBS製マグネシウム鍛造1ピース「Mine's RE-Mg」マインズ専売の特注品です。
マインズのGT-Rを見るたびに「Simple is best !」を感じるとともに、純正ボディーラインの美しさを再認識します。
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「独断と偏見」によるモデル評価
・プロポーション:★★☆☆☆
細部の塗装に甘さを感じますが、まぁ、雰囲気は掴んでいます。
シリーズ中、仕上げは悪い部類に入るかも。白と黒でコントラストがはっきりしてるせいか、粗が目立ちます。
・レア度:★★★☆☆
他の「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ同様、数は少ないですが根気よく探せば発見可能です。
・プレミア(相場):★★☆☆☆
「PROSHOP CAR COLLECTION」シリーズ中、一番の人気モデルです。
他のモデルに比べ、相場は少しだけ高く推移しています。
※ご参考まで…
現在の平均相場:「当時の定価」×「★の数」
<ご注意>
本ブログの内容は、筆者の独断により記事化しております。事実と反することや間違いがあるかもしれません。そのような観点からも、本内容についてメーカーさんへの問い合わせはご遠慮ください。その点をご理解の上、楽しく読んで頂ければ幸いです。
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